10月5日に88歳で母が去って1カ月余。第三句集がようやくできた。書名は『続々・万歩計』。
55ページほどの小さな本だが、1冊にまとめるにはそれなりに時間とエネルギーと精神集中が必要で、なんとか今週末の納骨・四十九日法要に間に合って安堵しているオヤジである。
喜寿記念の第一句集、傘寿の第二句集の時のように手渡して喜んでもらえないのが永遠に心残りではあるけれど、自らのグウタラが招いた事態ゆえ致し方ない。
4歳で生母と死別し子どもの頃から病弱だった母にとって、今春迎えた88度目の誕生日は想像外だったようだ。
その日のノートに記された感想句……
まさかまあ 八十八に たどりつき
これが母の実感だったのだろう。
母と同じ年代あるいはもっと上の年齢でますます元気な方々をお見受けするにつけ、次の第四句集・第五句集も作りたかったと思ってしまうのは欲が過ぎるというべきか。
1年半にわたり記された作句ノートを読むと、今春まではほぼ毎日のように書かれていたのが夏とともにめっきり少なくなり筆圧も弱くなっていくのが見てとれ胸が詰まる。
衰弱を感じながらもなお、大空を行く鳥に夢を託したのだろうか、ノートに書きつけられた最後の句……
空高し 小鳥すいすい 飛んで行く
今頃は小鳥とともに千の風になって飛び回っているのかも。
これが最後の句集となってしまったので、巻末の10ページは「思い出のアルバム」として写真構成に。最初の写真は昭和37年(1962年)、和服を着た43歳の母の膝にちゃっかりと小2のワシが座って満足気な表情をしている。
掲載した20枚の写真からは、愚痴をこぼさずいつも前向きに生きた母の歴史がにじみ出て、心励まされる息子であった。
朝、休走。体操のみ。
夜、プールへ。クロール1000m+平500m。(45分)
プールから外へ出ると雨だった。
お母様も、とってもお喜びになっていると思います。
立派な句集で、実際に拝見させていただき
感動いたしました。
沢山の句の中からお母様らしいものをお選びになったと言うことでしたが、できれば全部拝見したい程
17文字の短い言葉に気持ちが込められていて、
思いが伝わってきました。
表紙の絵もお母様自身がかかれたものとのこと
句集の中にもありましたが
アンスリウムの絵を誉められて
喜んでいる可愛いお母様の姿が目に浮かびます。
お母様をはじめ、ご家族の愛情の深さ、暖かさの詰まった
本当に素敵な句集です。
私自身の母も今年喜寿を迎えました。
近くに1人暮らしをしていますので
あらためて母への感謝とともに
これからもっと恩返ししていかなくてはと
思っています。
いつまでたっても親は親
遠くから見守ってくれていますよ
明日のハーフマラソン自己ベスト更新目指して
頑張ってください。
今朝、mi45さんからのうれしいコメントを読ませていただき、刀水ACのユニフォーム着用で気合を入れてハーフに臨み、現時点では精一杯の走りでしたが1時間35分がやっと。自己ベストには3分近くおよびませんでした。まだまだ力不足でした。
また練習会でよろしく。