多摩川サイクリングロード (通称・多摩サイ) を上流に向かって走ると、羽村の堰に行き当たる。「海から53km」標識の少し先。
小さな公園があり、サイクリストはベンチで小休止してから、また元の道を戻っていく。
そこに立つ銅像が「玉川兄弟の像」。(昭和33年建立)
説明文によると、江戸時代初期、3代将軍家光の時に多摩川の治水・水利開発に功あり、玉川の姓を賜ったと。当時、急速な人口増で深刻な飲料水不足に悩まされていたのを一挙解決したのだそうで、現在も都民への飲料水供給の一部として役立っているとのこと。
きょうは多摩サイで1日を遊びトレーニングで過ごした。
自宅から二子玉川経由で羽村の堰まで自転車(前後に大カゴ付きのチャリ) で往復、約80km (5時間)。
羽村の堰からは青梅までラン、往復約10km(1時間)。
青梅マラソンの最寄り駅、JR河辺(かべ)駅の少し先まで。
市民病院前で、マラソン当日には無料でお茶をふるまってくれていた和菓子屋さんはすでになく、駐車場になっていた。
受付でごったがえす体育館も、きょうは閑散としていた。
夕方、多摩サイからプールへ移動。
バイク (チャリ)-ラン、ときたからにはスイムで締めを。
平・クロール各500m、計1km(約30分)。
そういえば、羽村の手前の福生市にある多摩川沿いの公園でトイレ休憩していたら、用水路の向こう側の崖下を何やら疾駆している。
何かと思ってよく見たら、タヌキだった。
都会にも生息しているとは聞いていたものの、実際に見たのは初めて。
走り去った後に、また1頭。さらにまた1頭、もう1頭。計4頭も。親子だろうか。
じっとその姿を見ているオバチャンがいたので聞くと、以前に用水路で溺れていたのを助けて獣医さんにかつぎこんだことがあり、しばらくぶりで元気な姿を見て嬉しい、と語っていた。
なんだか「日本昔ばなし」に出てきそうな話である。
チャリで80kmとあっさり書いたが、実際はかなり消耗して終盤はヨレヨレ状態。
予定では、河口から多摩サイ終点まで往復約100km走行するはずだったが、力尽きた。(お尻も痛かった)
100kmをランするウルトラランナーも多いのに、まだまだのオヤジである。
最新の画像[もっと見る]
狸といえば、正月2日、自宅から白岡運動公園まで朝のランニングで向う途中、大きな犬の交通事故死体を発見したんですが、よく見たら「たぬき」でした。私も「地元白岡には、結構いる」との噂を聞いてはいたのですが、死体とはいえ、見たのは初めてでした。
手を合わせ拝んで通り過ぎましたが。
※東北自動車道の道路脇の草むらに巣があるらしいです。
幸い、お尻の痛みは一晩で消えてホッとしております。
きのう見かけたタヌキたちは皮膚病に感染しているらしく、毛がダンダラ状態でした。(本来なら冬毛でふさふさのはず)
交通事故もあるし、タヌキもラクじゃないですね。