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雑草の日:逮捕のニュース

2023-10-03 06:29:19 | 日記
ムカゴを発見

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 ヤマノイモ です。
 自然薯を探して苦労の末に掘り起こし濃厚なとろろを味わう、そんな
内容の番組が時々流れます。
それを見る度同じことを考えます。
「オレも見つけて食してみたい」
 毎日のように歩く森林公園でも自然薯=ヤマノイモは自生している様
なのですが、観察眼に劣る私はいまだ見つけたことがありません。

 知人のSさんはヤマノイモ探しの名人。
一昨年はたくさんのムカゴを分けてくれたので、庭の隅に植えてみました。
何年かすれば庭で自然薯を掘り起こせると期待したのですが、芽が出る
気配は露とも見えず今に至ります。
ヤマノイモとの縁は薄い、そんな諦めムードが漂いました。
 ところが先日とうとう見つけたのです。
意外にも森の中でなく公園の生け垣のニシキギに絡みついたヤマノイモを。
ハート形の葉の付け根にはムカゴが幾つも付いていたので少し頂いて帰りました。

ほくほくした食感

 ムカゴは不思議な存在。
<植物の栄養繁殖器官のひとつで、養分を蓄えて肥大化した部分のこと。
主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序などに形成され離脱後は
新たな植物体になる。
オニユリは葉が肉質になった鱗芽、ヤマノイモは茎が肥大化した肉芽。>
(Wikipedia より)
 前は土に埋めて失敗したので今回は食にチャレンジしました。
<量がそれ程採れないのであまり見かけないが昔から親しまれてきた食材。>
(旬の食材百科 より)

 ネットでレシピを検索するとシンプルに煮て塩で食べるのがお勧め。
今回手に入れた物は小さな奴は小指の爪程の大きさ。
僅かに塩を付けて皮のまま口に入れると嫌な味など全くありません。
そのかわり絶対量が少ないので味わう感覚もありません。
 大きな奴は小指の第一関節の先ほどのボリューム。
こちらはジャガイモに似たほくほく感が楽しめました。
 ネットによると大きなムカゴは3センチを超えるとあります。
それだけの大きさがあれば満足度は跳ね上がります。
森林公園でムカゴ探しに熱が入りそうです。

 ムカゴも良いけれど、本来の狙いは自然薯。
せっかくニシキギに絡むヤマノイモのツルを見つけたのだから、次の目的は
本体の確保です。
葉が黄色く色付いた頃が掘り揚げるタイミングとあるので来月の中旬くらいかな。
 公園の生け垣を勝手に掘り自然薯を盗んで逮捕されたオヤジのニュースが
流れたら、それは私です。



コメント
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