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脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

自動車関連企業の皆様へ 2

2007年05月03日 | つぶやき
繰り返しになりますが、

交通事故で起きるのに、
「見えないケガ」のために、
普通の検査では「異常なし」のために、
医学界で病気と認められない病の「脳脊髄液減少症」の存在を
どうか知ってください

どうか学んでください

厚生省が「病気」と認めなければ、
その治療を認めなければ、医療費さえ健康保険も適用にならないのです。

交通事故の何年にも及ぶ、重い後遺障害でありながら、
今までの患者は、その必死の訴えを医師には真剣にとりあってもらえず、
保険会社はその補償はおろか、医療費さえ支払おうとしないのです

私たちは何もウソは言っていないのに、

一部の悪意ある詐病者の行為を、
すべての不定愁訴患者に最初からあてはめて、
疑いの目で見る傾向が、医師や保険会社に今もあるのです

患者は医療機関をめぐり、検査をしても「異常なし」と言われ続け、
さまざまな病名をつけられ、
症状ごとに薬を処方され、薬漬けになり、
さらに心身のバランスを崩していく・・・・・

方向違いの治療法では回復するはずもなく、
体調悪化はやがて、仕事や家庭の関係性まで破壊していく・・・

やがて、自力で医療機関にいけないほどに、悪化することもある、
本当に恐ろしい「見えないケガ」なのです。

一部の医師たちが、必死に私たち患者を救おうと、
手を差し伸べてくださっていますが、

いまだ多くの医師が、しらんぷりをきめこんで、
苦しむ私たちを救うための行動を起してはくれません。

そのため、患者は思うように住所地で、診てもらうことも、
悪化時の苦しみを軽減させる治療も、
受けることさえままなりません。

日本にいながら、医療難民のようなのです。

保険会社も、被害者の真実の訴えを信じてはくれません。

自動車事故と、この病態の因果関係が科学的に証明されていないからです。
そのため、今までの交通事故被害者は泣き寝入りです。

私もこの病名がわかるまで、
苦しんで苦しんで、そのことに対し、なんの補償も、
なんの適切な治療も受けられずに、誤解されながら、
人生をメチャメチャにされながら生き延びてきました。

あんまりです。

皆さんが造り、売っている車が、
こんな、一見表には出てこない、社会的不幸を作りだしていることを
知っていますか?

命は助かっても、見た目が健康そうなだけに、
健常人と同じ行動を求められ、
生き地獄のような毎日を送っている、
被害者たちの存在を知っていますか?

被害者が、心ない医師や、保険会社や、周囲の無理解に
どれだけ苦しめられているかを、ご存知ですか?

この病名を何らかの方法で知り、
この病態に自分の症状が似ていることに気づき

家族や協力者の助けと、
受診するための交通費、宿泊費、医療費を払えるだけのお金と、
移動  の身体的苦痛に耐えうる患者だけが、

この治療に取り組む、数少ない遠方の医師まで、たどりつけるのです。

思考力の落ちた頭と、思うように動けない体で、
ここまでたどりつける患者たちは、
全体のごくごく、一部だと思います。

それ以外の、多くの事故被害者は、自分の症状の真の原因にも気づかず、
医療に放置され、見捨てられ、

怠け者扱い、仮病扱い、ニート扱い、登校拒否、出社拒否扱い、されて、
社会のやっかいもの扱いされ、

うつ病扱い、別の数々の病名扱いされて、
最後には、問題のある人間と見られ、
放置されているのです。

やっと治療に取り組む医師にたどりついても、
一部の医師に患者が殺到するため、
治療まで、数ヶ月待ち、半年待ち、一年待ちも本当にあるのです。

しかし、待てるような状態でない患者もいます。

私も検査待ち、治療待ちを必死で耐えましたが、
本当にあの世に、吸い込まれてしまいそうでした

治療に取り組んでくださっている数少ない医師も過重労働状態で、
すがる患者も苦しくて必死で、この病態をとりまく環境は本当に大変なのです。

見てみぬふりは、
今までのむちうち症の扱いで、もう充分です。

しらんぷりをしないで、
多くの医師たちに一刻も早く力を、
貸してほしいのです

苦しむ患者のためにも、
過重な労働を強いられている、一部の人の心ある医師を救うためにも・・・

すべての医師がこの病態の存在を知り、学び、

患者が、この病態の可能性について気づくチャンスが増え、
いつでも、どこでも、検査も治療も受けられ、
波のある、非常に苦しい状態に対し、
現代医療の恩恵が当たり前に受けられ、

日常生活がままならない患者には、
社会福祉での生活支援も受けられ、

社会全体で、この問題の抱える深刻さに気づき、
患者を支えてくれるシステムがほしいと願っています。

患者が、高次脳機能障害による事故や、
周囲の無理解や症状の苦しさに耐えかねての自殺で
患者が命を絶つことが
もうこれ以上ないよう、助けてください。

そのためには、
この病態の発生メカ二ズム解明が必要だと思うのです。

研究施設を持つ企業の、
皆様のご理解とご協力が必要だと思うのです。

お願いします。
どうか、この病態を知ってください。
どうか、この病態が自動車事故でも起こることを
衝突実験装置を使って、証明してください。

医師だけの研究では、事故との因果関係を証明するのは
本当に難しいと、
私は強く感じています。



コメント (5)
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