二人暮らし 日々諸々。

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ふじももキッチン '17 5月終了

2017-05-25 14:21:26 | 薬膳教室

5月のレッスンが終わりました。
ご参加をいただきましてありがとうございました!
遠くは熊本県山鹿市からのご参加でした。

 

ワークショップは季節の常備菜づくり。
翡翠豆を作りました。
食卓にも新緑!目に青葉ならぬ、目に青豆!(笑)。
グリーンピース(えんどう豆) を塩でゆでるので、ゆで汁も
風味たっぷり。塩分に注意をしながら無駄なく活用します。

薬膳としての効能は、脾と胃の働きを高めて消化吸収を
よくする、エネルギーを補う、(消化器に働きかけて)
体のいらない湿気を排出するなど。

今月、特に注目したのは体のいらない湿気を排出する効能。
次の暦、梅雨に向けて、今のうちから体のいらない
湿気を排出しておくことも大切だと思ったからです。

旬のものは、その時期に必要なもの、あるいは次の季節
へと作用することを共有しました。



ワークショップに続いて五季食楽(お食事)。
どちらも月がわりでやっています。
五季食楽とは、ご家庭で実践出来る薬膳風のお料理です。

食前酒(ノンアル) で乾杯をして、肉と魚のおかずを
一品ずつ、副菜・副々菜になるようなものを一品、
汁もの、御飯もの。

食後は季節のフルーツを使ったデザートと
漢方ハーブティーを心がけています。

今月は直会と薬膳としての効能を合わせました。
♪ 屋根より高い鯉のぼり~ ♪ ですので、盛りものに
瓦形の器を使いました(笑)。



乾杯は自家製レモネード。
真夏に匹敵する紫外線対策のビタミンC。
レモンの美肌作用!



お肉は豚肉。
ビタミン類が豊富なので、
紫外線やストレスで(ビタミンが)
消耗されやすくなる夏におすすめのたんぱく質です。

フレッシュハーブを貼り付けて焼き、野菜で作ったソースと
煮ました。ソースは翡翠豆とゆで汁(ワークショップ品)、
茄子(直会)、新じゃがいも、トマトです。



魚は蛸。初夏は春に弱った肝を回復するチャンス!だと
思います。蛸はタウリンが豊富なので肝機能のアップなど。
また、五行で夏は赤。
トマトも盛りつけ、カルパッチョにしました。
ソースは自家製の山椒(木の芽) ソース。


副々菜は、豆腐。
気温が上がると体力を消耗しやすくなるので
スタミナ奴など。
たれに大蒜、トッピングに韮。
どちらもパワー食材なので効果抜群!



汁ものはレタス椀。
気温は急に上昇するけれど、体はまだ慣れていないので
そのため熱調節がうまくいかない時があります。
そうすると体には余分な熱(余熱)がこもる、溜まりやすい。
旬野菜のレタスには余熱を取る働きがあります。
加熱をするとたっぷり摂れるので具材の主役にしました。
合わせたのは直会の赤ピーマン。

 

御飯に新茶を使って。
♪ 夏も近づく八十八夜~ ♪
八十八を重ねると「米」になる(米寿の祝い) など、
稲作文化の日本人にとっては大切にしたい行事食です。
お茶の産地で習ったものをアレンジしました。
翡翠豆(ワークショップ品) を飾りました。



季節のフルーツはオレンジと甘夏みかん。
同じ柑橘類なのに、オレンジは余熱を取り、みかんは体を
温めるという。食材の効能って面白いなあと思うところです。
オレンジはババロア、甘夏みかんはソースにしました。



漢方ハーブティー。
初夏の陽射しにハーブがすくすくと育つ頃。
お茶にはローズマリーを使いました。
ハーブティーは
植物の成分(薬効)、香り、味がダイレクト。
「薬草茶」としてご紹介をしています。
抽出時間によってお味が変化していくのも面白いですよね!

目標の全品撮影、にはまだ届きませんが、今月はわりと
頑張りました(笑)。



《予告》2017年 6月の ふじももキッチン

◎ ワークショップ
  七夕



◎ 五季食楽(ご家庭で出来る薬膳風のお料理)

 6月、仲夏は梅雨の季節。
 気圧の変化や湿気に対応する献立です。
 薬膳として食べる雑穀もご紹介します。

 

◎ 6月の開催は16日(金)、17日(日)。
  場所:大分県大分市。
 いずれも満席を頂戴しています。

ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。






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