毎金曜日に届く宅配野菜。
九州の野菜と有精卵を使った薬膳的食生活です。
暦は「大雪/たいせつ」になりました。
寒気がいよいよ強くなって雪が降り、本格的な
冬の到来が目に見える頃です。
この頃の旬の食材は白菜、春菊。
真ん中ストライク~な感じで届きました。
まずは白菜。
薬膳としての効能は、胃腸を整えて便通を改善するので
便秘や肌荒れの解消に役立ちます。それから水分代謝も
アップするので、のどの乾燥やむくみがある時にも。
同じ効能があるえのき茸と合わせて効果倍!
白菜のサラダ。特に白菜の軸のみずみずしさは格別!
宅配野菜は味、鮮度はもちろんのこと、出どころと
栽培方法も納得して使っています。
春菊。葉を摘んで生食。油淋鶏の下に敷きました。
薬膳としての効能は、美肌効果、胃腸を整えること。
胃腸が整うと胃もたれが改善しますし、独特の香りは
気のめぐりをよくします。気がめぐれば精神が安定して
ストレスの緩和につながります。
鶏肉やユーリンソースに使う長ねぎやしょうがなどの
薬味も体を温める食材。
葉を摘まれた春菊は炒め物になりました。
近所のお肉屋さんがブランド牛の切り落としを出して
くれるので助かります。5分で極上なおかず(笑)。
さつまいも。届いたらまず下ごしらえ。ハマっているのは
電子レンジのオートメニューで作る焼いも!
さつまいもは体を温めたり、冷ましたりもしない性なので
多くの人の体質に合うといわれています。それから、消化吸収
に関わる五臓「脾」と「胃」によい野菜です。
「脾と胃」は栄養を全身に運ぶ役割なので、機能を高めて
保つことがポイントです。
焼いもにきゅうりと黄色いにんじんを加えてスイートポテト
サラダにしました。
ま さ かの黄色かぶり!
にんじんは、赤と黄色と2本届いたのですが、赤い方を
オットのお弁当に使ってしまいました。アーメン(笑)。
ブロッコリーと黄色いにんじんの一部が余ったので
キーマカレーに添えました。
ごはんはターメリックライスです。
ターメリックは漢方のうこん。(日本では)うつをはらう
とされることから“鬱金(うこん)” です。
薬膳としての効能は気のめぐりをよくしたり、血流を改善。
それから肝臓の働きを助けるので二日酔いを改善する効果も。
ブロッコリーは胃腸を丈夫にする作用。
ひき肉は牛肉5:豚肉5で合わせてもらいました。
牛肉で気力を高め、豚肉で「腎」に力をつける作戦!
五行説でみる「腎」は(季節の)冬にリンクしています。
この季節は特に意識します。
仕上げはベランダで今なお育つアイコトマト。
おごちそうさまでした♪
iBox(宅配野菜)
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