二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

五季で作り分けるカレーとポテトサラダ 春

2015-04-16 15:56:55 | 旬をゴチになる

毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
本日は4月11日~4月16日の薬膳的食生活です。

この頃は二十四節気の清明。
若葉が萌え、花が咲き始め、鳥が歌い舞い、すべて
のものが輝く頃。

七十二候では、夏鳥の燕が飛来して(初候)、冬鳥の
雁が北国へ帰って(次候) が終って、空には虹が
はじめて出る頃(末候) になりました。

虹は雨上がり。春の雨にも注意をしたいですよね。
思いのほか冷たいので。




五季(季節) ごとに具材を選んで作っているものに
カレーとポテトサラダがあります。

春のカレー。
チャツネは漢方食材で作ります。
カレールウは作ったり市販品を利用したり。

具材。春は気や血の流れに関係する「肝」が
弱りやすいので(肝の)働きを補うものをチョイス。
豚肉、にんじん、玉ねぎ、セロリを使いました。

春のポイントは辛さ。
辛味は「肝」を痛めるので控えめにします。
市販品なら辛さのレベルを下げて購入。

ごはんはパセリごはん。
「肝」によくて、補血や血のめぐりをよくします。
上った気も下ろします。美肌効果も。

 

 

カレーに添えるサラダは(カレーのスパイスによって)
熱化する体を冷ますものをメインにします。

トマトとアスパラガスはどちらも体の余分な熱を取って
潤す働き。グリーンリーフ(レタス) も熱取り。ですが、
ひとつは温め食材を加えます。この場合は新たまねぎ。

 

春のポテトサラダ。
春の五味は「酸味」なので使う調味料は意識して酢!
寒さ対策に熱性のからし(マスタード) を使うので
この場合は白ワインビネガー。
青みはアスパラガス。体の余分な熱をとります。

 

 

たらのクリーム煮。
たらは春の五臓「肝」によい魚。気と血を補います。
牛乳との食べ合わせはストレスの緩和です。
新じゃがいも、チンゲン菜を一緒に。

 

 

チンゲン菜はオットのお弁当にも。ごま和えで。

 

 

肉豆腐。
新玉ねぎをたっぷり使いました。玉ねぎは、気や血を
めぐらせて体を温める作用です。

牛肉は赤々していて、見るからに血がたっぷり。
その分アクもありますが、薬膳的には疲労感を回復したり、
筋力をつけて足腰を丈夫にする効果です。

体を潤す豆腐。
薬膳でも大切な栄養食品の卵を添えました。

 

 

しめじ。
血がたっぷりな環境が好きな春の五臓「肝」によい
きのこで、補血や通便の効能があります。

頭に昇った気を降ろす働き、胃腸の働きをよくする、
整腸作用もある蕎麦と合わせました。

 

 

天草晩柑。かんきつ類は気をめぐらす効果。バナナは
解毒。ハーブシロップのマリネです。

 

 

味噌汁記。
しめじと小松菜。解毒効果。

 

 

チンゲン菜とにんじんと糸もずく。
安眠、肌・髪・爪つやつや、むくみとり。


本日から春土用に入りました
期間は約18日。土用が明ける5月5日の立夏の頃まで
となります。

春土用とは “春が極まる期間に、夏の始まりを感じる”
という季節の変わり目。

体調が不安定になりやすいのでご自愛ください。
五臓では「肝」。働きが高まると同時に弱りやすく
もなります。それから「脾(胃)」です。

わたしはどうも感覚的に抵抗力が落ちるような気が
します。ですが、そうはいっても、しなくては
いけないことが多くあります。

そんな時は、“季節の変わり目はこんなもの” と
割り切って、(春土用なら) 新緑の季節を心待ちに
しています(笑)。

おごちそうさまでした!

iBox(宅配野菜)

http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24

 

 

 

 


タイム入り甘夏ゼリー

2015-04-16 14:40:49 | 家パン・家お菓子

「たくさん いただいたよ~」とオット。
同僚の方の家に生るという甘夏を持ち帰りました。
甘夏マーマレード大好き!無農薬なので何よりです。

 

 

まずは甘夏ゼリー。
シロップに生のタイムを使いました。

今ごろは香りがもっとも強くて、薬膳的には
(香りによる) リフレッシュ効果が高い!
イライラや風邪予防にも。

それから気を養ってくれます。
阪神タイガースは、何しろ2夜連続でサヨナラ負け!
さすがに気が目減りしているので、うってつけ(笑)。



明日から春土用に入ります。

土用は季節の変わり目のこと。5月5日が立夏なので
それまでの(春から夏に移行する) 期間が春土用です。

土用は体調が不安定になりやすいのでご自愛ください。

春の邪気は “風”。
風の影響があるので、口や皮膚が乾燥しやすく(口内炎
や乾燥肌)、また花粉症に代表されるようにアレルギー
症状も出やすくなります。

鼻がグズグズしたり、喉からくる風邪にご用心!

 

 

 


藤の花の切手

2015-04-16 13:12:58 | 筆文字を書こう

今年度から始めた臨書部。
4月の課題を(京都検定科に) 郵送する日になりました。
通信で新級から学んでいきます。


「八段をいただいてからが本当の勉強」と言われて
いたので「本当よね~」と、ため息をついています(笑)。


先日は四女(習字四姉妹 わたし次女) が
「(臨書の)1年間は慣れの期間。慣れてくると楽しく
 なるとよ」と、アドバイスをしてくれましたが、
いやはや、リアルに実感。


時に慣れ親しんだ観峰流が邪魔をして、
あれ? これ? なに? と戸惑いの連続でーす。


おまけに練習の時間配分もいまいち。
普段よりも大量の練習時間を費やしてしまいました。


アップアップして、書き終えてもまだ、これで
いいのかなあと疑問なのですが、とりあえず
半紙と半切の課題を各1枚、提出してみまーす。

 


作品を初郵送するにあたり、三女に手順の確認。

臨書を書いてみた感想などを、ぎょえ!ぎょえ!
ぎょえ!ぎょえ!言っていたら、笑いを誘って
しまったようで(笑)。練習の時間配分について
名言いただいちゃいました~

“毎月の80% は臨書の課題。
 その80% は7:3(もしくは 6:4) で半切!”

なるほど☆ これだとお目目が血走ることもなさそう(爆)。



藤の花の切手。
結婚して「藤」のつく名前になったので気になります。
臨書をスタートした記念に~縁起担ぎ!

 

 

漢字部、ペン部も引き続き励みまーす。