二人暮らし 日々諸々。

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九博 「特別展 黄檗(おうばく)」

2011-05-17 19:53:24 | 九州・大分をDrive

2月の長崎ランタンフェスティバル。
会場のひとつに「興福寺」 がありました。

 

興福寺は いんげん豆…隠元和尚。
黄檗(おうばく)?…京都駅で見た和菓子の名前だったような。

 

少しは勉強をした方が良いと思ったので待っていました。
九州国立博物館で開催中の「特別展 黄檗」 です。

いんげん豆だけではなく、たけのこ、すいか、レンコン、なす、
もやし、落花生、金針菜、それから寒天(の名付け親) 、芸術、
音楽、煎茶まで…これ、隠元和尚が日本に伝えたものの数々
です。
それから字体。明朝体がそうらしいです。
わたし的には~書!! 渡来僧は文芸の教養が高いと聞く
ので、
これは見ておかねば!!

博物館は太宰府天満宮から直結。参道を通って♪

 

入ると、ドドーンと上りのエスカレーター。

 

上りつめたらトンネル。七色に輝きます。今日は青で一枚。
トンネル内は歩く歩道もあります。

 

トンネルを抜けたら流線型の建物。博物館です♪

 

日傘は折りたためないので傘置き場に。337。
「三三七拍子」 に置いてみました(笑)。

見応え十分。黄檗宗は今でもその全てを中国様式に習って
います。面白いなーと思ったのは中国語読みするお経。
「ナムアミダブツ」 を「ナムオミトフ」 と唱えるそうです。

また鳴り物の法具もドラや太鼓…と種類を多く使うらしく、
お経の大合唱は芸術的だとありました。当時の人には
とても 衝撃的な宗派がやってきた のだと思います。

会場には、檀家さんを引率している和尚さまが結構いた
ので、そこでちょっとだけ↑、僧侶のオーケストラ?
的なことを想像しました(笑)。

書も見応え十分。
隠元和尚をはじめ、宗の歴代の中でも能書として知られる
僧のものがありました。寺号や門、戒律などは、字の上手い
人が書いています(笑)。どれも原書。筆づかいや墨継ぎ、
迫ってきます。
墨蹟は裏切りません!!

記念に普茶料理のポストカードなどを買いました。
はじめて!! 食用の「ひょうたん」 ですって。

 

トピック展示「日本とタイ。ふたつの国の巧と美」。
最後に常設展示も見ました。ここで、ね念願の鍋島の大皿、
藤棚文にもようやく対面☆
た~っぷり居ました。では天満宮へ。風が強いなあ。

 

菖蒲はこれから。

 

梅の葉もキラキラ

 

楼門から本殿を一枚

 

団体さんが集合写真を撮っている位置。
珍しく空いていたので(笑)。

 

参道から駅へ。梅ヶ枝餅ではなくて、アイスもなか な気分♪
直行!! 「天山」の「鬼瓦アイスもなか」 です。

 

もなかに~つぶあんと~アイスクリームをサンドしてくれます♪
バニラ、博多あまおういちご、八女茶、筑前の黒豆を使った
アイスクリームがあるのですが・・・悩む。黒豆で♪ 

軽くて さくっとした もなか。
あんこもアイスも全部完璧☆ きゃあ♪
May.17