きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

日常の風景・大多喜&国吉の夕景 千葉県いすみ市・大多喜町

2020-01-12 11:04:49 | お散歩
令和2年になりまして、天気が比較的落ち着いている房総地方。

夕景がまたいい味をだしております。









そして先日は満月。



以上は大多喜周辺で撮影したものです。



お次は先日、いすみ市国吉で撮影した夕景です。





房総の風景というよりも、もはや北海道の風景とも思える雄大さを感じさせます。

付近は万木城という戦国時代のお城跡があり、本田忠勝も大多喜城に入城する前までは万木城を居城にしていたらしいです。



でも、その気持ちはわかります。

国吉一帯は山も低く、比較的平野が広がる地勢。平和な時代ならこの場所を拠点に交通インフラを整えれば、道路に夷隅川を利用した河川交通などで地域を繁栄させることもできるでしょう。

それをわざわざ山がちの地勢である大多喜に拠点を移したのか?





じつは大多喜城近くには平時の館があったようです。



そりゃ、毎日山のてっぺんまで通うのはしんどいですし、江戸時代以前なら石垣などでなく土塁などでしょうから、階段なども普通の山道のような感じだったかもしれません。

本田忠勝が大多喜にやってきた頃は、南部に里見氏が存在していましたし、おそらく旧北条氏の残党も存在していたでしょうから、いくら「これからこの一帯はオレの領地だよ」と言っても、「ハイ、そうですか」とは現実にはなかなか行かなかったと思います。

なので、現在の大多喜城の場所に近世風の城郭を構え、どうせなら城下町や街道なども整備して本拠地として難攻不落の居城にしたのでしょうね。

国吉周辺と大多喜周辺を較べると、大多喜のほうが山がちですし、川は天然の堀、国吉方面との街道には鎌倉のように『切通し』にもなる箇所もあります。

城下町を包み込む要塞として適しています。

夕方の房総の夕景を眺めながら、ふとそんな街づくりの歴史を思い浮かべてみたのでした。





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