きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

学校のストーブ

2016-10-10 17:21:41 | ブログ
これから冬に向かって季節は移っていきますが、小学校や中学校、高校時代に冬の定番として、教室に設置されるストーブ。
覚えていらっしゃいますか?
もしかしたら21世紀の現代では、各教室には空調設備がバッチリと完備してますって言われるかもしれません。

私が小学生から高校時代(昭和50年代後半から平成初期)までは、公立学校ではやはりストーブが定番でした。
私立の高校などでは各教室に空調設備完備って学校もあったようで、夏や冬などは羨ましく思ったものです。

さて、そんなストーブですが、これも時代によって使用されるタイプが移り変わってきました。
私の小学生時代(昭和50年代後半)は煙突が付いてストーブの上部にやかんを置いてお湯が沸かせるタイプ。



懐かしいタイプです。
私が通っていた小学校は木造校舎も残っており、低学年は木造校舎の教室を使用しておりました。
教室の壁上に煙突用の穴もあり、冬以外はふさがれておりました。
子供ってのは、集団になると元気に動き回るのが常です。
皆さんもご記憶にあるかとは思いますが・・・(笑)
とくにストーブなんて四季のうちに冬季のみ出てくる教室のアイテムは珍しくて仕方ありませんし、ストーブはなんといっても暖房器具。
とにかくストーブの近くに集まっていたいというのが人の(とくに子供は好奇心旺盛)心理。
ストーブの周囲で子供が3人も集まれば、ちょっとしたトラブルも起こります。
男子だと小競り合いが始まりますので、小競り合いの中でストーブに手を触れたりして火傷したり、当時はジャンパーなどは化学繊維のビニール製で作られたものが多かったので、女子などはストーブの熱気でジャンパーの生地が溶けたり・・・などのトラブルが多発しました。

ここで学校側の対応です。

まず、ストーブの周囲1メーターほどを床にビニールテープを貼り付けて、立ち入り禁止にしました。
これまた皆さんもご経験があると思いますが、先生から一度注意を受けても、ほとぼりが冷めるとまたまた同じ過ちを繰り返してしまうのが人の性(さが)です。
私の小学生時代もまったく同じで、またまた同じ事件が起こりました。
今度はストーブの周囲を柵で囲い、担任以外は触らせないようにしました。
しかも、今度トラブルが起こった場合はどんなに冷えてもストーブ使用禁止とするお達し( ゚Д゚)

現代なら安全面などで空調導入とかしそうですが、当時はそんなにすぐ物事は動きません。
あと、すぐにストーブ使用禁止にしないのは、やはり授業中に教師も寒い思いをするのが嫌だから。
そりゃそうです、先生だって人の子です。
しかも、自分がやらかしたわけでもないのに寒い思いはしたくない。
それで執行猶予ってお裁きなのです。

さて、小学校高学年(昭和60年代)になると、ストーブも新しいタイプが導入されました。
燃料は同じ灯油ですが、今度は煙突が無くなりストーブ上部内部に熱気を拡散するためにファンが設置されてます。
それがこちら。



さてさて、それまでストーブの上部にやかんを置いてお湯を沸かしていたストーブしか知らない子供たち。
先生の注意で「新しいストーブではお湯を沸かしません」と説明されてます。
だがしかし、本当に熱くならないのか?

疑問ならば解明するしかありません。
ストーブを点火後、ストーブが温まってきたら男子数名が肝試し代わりにストーブ上部に手を置きました。
結果はもちろん熱くはありません。

しかし、これまた先生に見つかり、即日ストーブからまたまた遠ざけられる子供たちなのでした。

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