(図の内容を修正しました。)
時間がとれないので、簡単に。
今週末は3連休なんですね・・最近いつ休みとか全く・・
◆◆◆◆◆◆
NGOだから食いついたわけではな・・・うそです m(_ _)m
永尾まりやに足りないものわかった(GIOGIOの奇妙な速報)
http://blog.livedoor.jp/gio_gio_345/archives/11543645.html
■ありがちな話題
「足りないものはなにか?」「何があればよいのか?」という疑問を発すること、受けることが多いのではないでしょうか?
違和感のない疑問です。
一般的には。
しかし、実は落とし穴にはまりやすい考え方でもあります。
今日はそのことについて、ごく簡単に話をしたいと思います。
■問題解決のアプローチ
いろんなレベルでいろんな方法論があるのですが、今回話をするのはその中の一つです。
問題を発見するための方法論には、大きく2つあります。
「ギャップ・アプローチ」「ポジティブ・アプローチ」の2つです。
ギャップ・アプローチ(deficit based approach)
理想と現状のギャップ(解離)に注目する問題解決アプローチです。
問題に注目します。
ポジティブ・アプローチ(strength based approach)
強みに注目します。
公教育が受動的教育を主とするため、その影響と言われているのだが、私たちは問題解決のアプローチとして「ギャップ・アプローチ」を採用しがちです。
物事を構成する要素を山ほど挙げて、その中で水準を満足するものと欠けているものとをチェックし、「欠けている問題」を解決しなければと、考えがちなのです。
多くの場合には有効な方法論ですが、重要な要素を全て挙げることができるか?という問題もありますし、何よりも物事は刻々と動的に変化していくものですので、静的解析では物事のほんの一瞬を切り取ることしかできないという限界があります。
(つまり、重要なことは状況や場合によって刻々と変わるものであるし、根本的に物事は全体の系で動く複雑なものですから、要素還元論では語り切れないことが多いということです。)
■適切な課題設定=変革ストーリー
かなり省略するのですが、通常「足りないものを、問題として設定し、それを解決する」という方法論は取りません。
いろんな方法論やフレームワークがあるのですが、ここでは基本的な考え方を述べたいと思います。
伊丹敬之さんの『経営の論理 第3版』から戦略策定の考え方を拝借します。
ちょっと私の方で言葉などを変えたものを貼りつけます。
(え?そんなの作る時間あるのかって? そりゃ~・・今作ったものじゃないからですよ・・)
単純に「問題は何か?」を明らかにするのではなく、「現実」から「理想」に到達するための「変革ストーリー」を作成することが重要です。
「ギャップ・アプローチ」「ポジティブ・アプローチ」の両方を使って課題解決の方法を「変革ストーリー」に統合するということです。
また、ストーリーが特徴的であるのは、「動き」があるということです。
(ドラマのストーリーを考える時は、時間経過を前提にしますよね。)
発想を「静的」から「動的」に切り替えるということです。
■継続は力なり
初めから完璧な答えが得られることは、現実的にはまず有り得ません。
そして、私たちが人生の中で直面する問題の多くは、あらかじめ答えが用意されている問題ではありません。
いや、むしろ「何が問題なのか?」すらハッキリしない問題がほとんどです。
前例が役に立つことも多いですが、同じ時、同じ状況は2度と繰り返されることはないのです。
あらゆるものがオリジナルです。
つまり、全ての問題はオリジナルです。
しかも、状況は刻々と動的に変化し、関係するものが多くなればなるほど複雑性は飛躍的に増します。
最適解を求めていては、いつになっても何も始めることができません。
再帰的に適応解を探求していくことが、私は答えのない問題に対する最も有効な方法論だと思います。
簡単に言ってしまえば、先に述べた「変革ストーリー」の作成と実行、そして検証をそれをひたすら繰り返すことが大事です。
(ちょっとおかしな図だったので修正しました)
先行指標を設定することも大事ですが、ここではそれは省略します。
理想を明らかにすることは大変な作業ですが、「何を理想とするのか?」といったことを議論(いろんな人からアドバイスをもらうなり)することによって、現状認識の精度も高まりますし、課題も明確になっていきますので、やってみてください。
ストーリーを作るためには「仮説」が必要になりますので、必然的に「仮説検証型」のプロセスをふむことになります。
■なにをやればよいのか
「変革ストーリー」を作ってみよう!
「ストーリー」「シナリオ」であることが重要です。
メンバー間で説明しあって面白い内容でなければなりません。
自分が納得して面白いと思っているストーリーは、誰が聞いても面白いものです。
このあたりは楠木建さんの『ストーリーとしての競争戦略』に詳しいですので、そのあたりは機会があれば別途語りたいと思い案す。
時間がとれないので、簡単に。
今週末は3連休なんですね・・最近いつ休みとか全く・・
◆◆◆◆◆◆
NGOだから食いついたわけではな・・・うそです m(_ _)m
永尾まりやに足りないものわかった(GIOGIOの奇妙な速報)
http://blog.livedoor.jp/gio_gio_345/archives/11543645.html
■ありがちな話題
「足りないものはなにか?」「何があればよいのか?」という疑問を発すること、受けることが多いのではないでしょうか?
違和感のない疑問です。
一般的には。
しかし、実は落とし穴にはまりやすい考え方でもあります。
今日はそのことについて、ごく簡単に話をしたいと思います。
■問題解決のアプローチ
いろんなレベルでいろんな方法論があるのですが、今回話をするのはその中の一つです。
問題を発見するための方法論には、大きく2つあります。
「ギャップ・アプローチ」「ポジティブ・アプローチ」の2つです。
ギャップ・アプローチ(deficit based approach)
理想と現状のギャップ(解離)に注目する問題解決アプローチです。
問題に注目します。
ポジティブ・アプローチ(strength based approach)
強みに注目します。
公教育が受動的教育を主とするため、その影響と言われているのだが、私たちは問題解決のアプローチとして「ギャップ・アプローチ」を採用しがちです。
物事を構成する要素を山ほど挙げて、その中で水準を満足するものと欠けているものとをチェックし、「欠けている問題」を解決しなければと、考えがちなのです。
多くの場合には有効な方法論ですが、重要な要素を全て挙げることができるか?という問題もありますし、何よりも物事は刻々と動的に変化していくものですので、静的解析では物事のほんの一瞬を切り取ることしかできないという限界があります。
(つまり、重要なことは状況や場合によって刻々と変わるものであるし、根本的に物事は全体の系で動く複雑なものですから、要素還元論では語り切れないことが多いということです。)
■適切な課題設定=変革ストーリー
かなり省略するのですが、通常「足りないものを、問題として設定し、それを解決する」という方法論は取りません。
いろんな方法論やフレームワークがあるのですが、ここでは基本的な考え方を述べたいと思います。
伊丹敬之さんの『経営の論理 第3版』から戦略策定の考え方を拝借します。
ちょっと私の方で言葉などを変えたものを貼りつけます。
(え?そんなの作る時間あるのかって? そりゃ~・・今作ったものじゃないからですよ・・)
単純に「問題は何か?」を明らかにするのではなく、「現実」から「理想」に到達するための「変革ストーリー」を作成することが重要です。
「ギャップ・アプローチ」「ポジティブ・アプローチ」の両方を使って課題解決の方法を「変革ストーリー」に統合するということです。
また、ストーリーが特徴的であるのは、「動き」があるということです。
(ドラマのストーリーを考える時は、時間経過を前提にしますよね。)
発想を「静的」から「動的」に切り替えるということです。
■継続は力なり
初めから完璧な答えが得られることは、現実的にはまず有り得ません。
そして、私たちが人生の中で直面する問題の多くは、あらかじめ答えが用意されている問題ではありません。
いや、むしろ「何が問題なのか?」すらハッキリしない問題がほとんどです。
前例が役に立つことも多いですが、同じ時、同じ状況は2度と繰り返されることはないのです。
あらゆるものがオリジナルです。
つまり、全ての問題はオリジナルです。
しかも、状況は刻々と動的に変化し、関係するものが多くなればなるほど複雑性は飛躍的に増します。
最適解を求めていては、いつになっても何も始めることができません。
再帰的に適応解を探求していくことが、私は答えのない問題に対する最も有効な方法論だと思います。
簡単に言ってしまえば、先に述べた「変革ストーリー」の作成と実行、そして検証をそれをひたすら繰り返すことが大事です。
(ちょっとおかしな図だったので修正しました)
先行指標を設定することも大事ですが、ここではそれは省略します。
理想を明らかにすることは大変な作業ですが、「何を理想とするのか?」といったことを議論(いろんな人からアドバイスをもらうなり)することによって、現状認識の精度も高まりますし、課題も明確になっていきますので、やってみてください。
ストーリーを作るためには「仮説」が必要になりますので、必然的に「仮説検証型」のプロセスをふむことになります。
■なにをやればよいのか
「変革ストーリー」を作ってみよう!
「ストーリー」「シナリオ」であることが重要です。
メンバー間で説明しあって面白い内容でなければなりません。
自分が納得して面白いと思っているストーリーは、誰が聞いても面白いものです。
このあたりは楠木建さんの『ストーリーとしての競争戦略』に詳しいですので、そのあたりは機会があれば別途語りたいと思い案す。
どんなゴールかがたしかに見えません。芸能活動は馬鹿であることなど、できないことも魅力になりえるので、下手に欠点をなくすのは魅力を減らすことになりかねませんしね。
ところで、書いてある内容は二段階の構成ですよね。一つは強みを活かすのも一つの方法だと認識するということ。そしてもう一つはそれを土台とした実践です。つまり、理想とする目標を定めて、必要なことは強みを活かすのか、弱みを克服するか決めて動くということ。若干言葉おかしいかもしれませんが、そういうことですよね?
コメントありがとうございます。
>芸能活動は馬鹿であることなど、できないことも魅力になりえるので、下手に欠点をなくすのは魅力を減らすことになりかねませんしね。
仰る通りです。
>書いてある内容は二段階の構成ですよね。一つは強みを活かすのも一つの方法だと認識するということ。そしてもう一つはそれを土台とした実践です。つまり、理想とする目標を定めて、必要なことは強みを活かすのか、弱みを克服するか決めて動くということ。若干言葉おかしいかもしれませんが、そういうことですよね?
時間なかったのでものすごく急いで書いたので、意味不明になっている部分がありました。
ちょっと修正しました。
疲れていて書き直す気力がなかったので、まだわかりにくい点はあろうかと思いますが、だいぶよくなった気がします。
デバッグありがとうございます(笑)