進化する魂

フリートーク
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気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

内田樹リスペクト

2010-03-09 12:14:08 | 哲学・思想
当ブログで内田樹を持ち上げつつ散々叩いておきながらいうのもなんですが、私は内田樹ファンです。
ただし、彼の主張の全てに同意しているわけではありません。
話が面白いし、彼の書籍を読むと美輪明宏氏の本を読んでいるような気分になるからです(笑)
一部では知的詐欺師と呼ばれておりますが、膝突き詰めて話し合えば分かり合えることもあるのではないかと考えますよ。

私以外にはどうでもいいことだが、内田樹がただの文学者ではないと改めて思わされた。
特に新しい知見ではないが、このソフトさが彼の凄さかなと思う。

グーグルの存在する世界にて(内田樹)
http://blog.tatsuru.com/2010/03/05_1307.php


ビジネスというのは本質的に「ものがぐるぐる回ること」である。
「もの」の流通を加速する要素には「磁力」のごときものがあり、それを中心にビジネスは展開する。
逆に、流れを阻止する要素があれば、ビジネスはそこから離れてゆく。
「退蔵」とか「私物化」とか「抱え込み」というふるまいは、それが短期的にはどれほど有利に見えても、長期的スパンをとればビジネスとして絶対に失敗する。
ビジネスの要諦は「気分よくパスが通るように環境を整備すること」それだけである。


おぉ・・
意外に、社会学者ではなくて経済学者と仲良くできそうな気がする。
是非、今後は「贈与経済」なんてワーディングにこだわらず、経済学との融合を目指していただきたい。

本文中に触れられている著作権の議論ですが、下記参照していただけるとなおよろしいかと思います。

「共有経済」と「商業経済」は共存できるか - 『REMIX』(池田信夫)
http://agora-web.jp/archives/950521.html


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