なぜ飲ませたのか、わからない。
壮行会、元気づける会、慰労会、打ち上げ、食事会となんでもいいが、
メンバー・スタッフ関係なく自分たちで飲む分には別に構わないと思うし、メンバーも成人しているのだから自己管理は自分でするべきとも思うし、飲んで遊ぶこと自体、悪いこととは思わない。
しかし、会社(経営者個人なのかは知らないが)として時期もタイミングも考えずに飲み歩くというのは、コンプライアンス以前の問題として、企業としての姿勢を疑う。
「人」としては理解できるが、「企業」としては全く理解できない。
全然ビジョナリーじゃない。
封建社会の領主から代わるものとして、企業という器が社会的責任を負わなかったら現代社会の社会的問題は解決できないというのはドラッカーの慧眼であったが、上場しない非公開企業に社会的プレッシャーをかけることが難しいのは資本主義の欠陥か、それとも私の頭が社会主義的なのか、いや、顧客からのプレッシャーをかけることができると考えるのが適切な資本主義観か。
やるにも違うやり方があったろうし、いい加減やり方を考えればいいのに、だ。
空気読めない「私的企業」だからAKB48はここまで空気読めない発展を遂げたのだと言われれば反論するべくもないが、どうかと思うよ。
こんなことやってると何を言っても説得力なくなるぞ。