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CD売上枚数の実績(2013.5):CD売上みるAKB48グループのパワーシフトの様相

2013-05-11 12:04:14 | AKB48_アナリシス
不定期で行っているCD販売実績の更新です。

注意点としては、この統計は資料作成を簡単化するために、いくつかのズルをしています。

資料作成時点(今回であれば2013年5月11日現在)での各シングルの累積売上枚数を、そのシングルの発売日から次のシングル発売日までの間プロットしています。

なので実勢からは少しズレがあると思います。

活動を停止しているユニット・ソロもありますが、最後に発売したシングルの累積売上程度の実力が今もあることにしています。
(各事業ユニット毎で見ると全体的にCD売り上げは低下傾向にあるので、どちらかというとプラス方向に働いていると思います。)

SDN48やNONAMEが入っていません。

アルバムの売り上げが入っていません。

個人的には、シングル売上を見た方が各事業ユニットの実力の概要を把握しやすいような気がしています。


■各グループの売上




■各ユニット・ソロの売上




■グループ、ユニット・ソロの合計




■各グループの割合




■考察





前回まではよくわからなかったのですが、今回は面白い傾向が出てきていると思います。

昨年末くらいまで全体の売上はAKB48の売り上げと連動しているように見えますが、今年に入ってからこの傾向が変わってきているようです。

AKB48が落ち込んでいるのに対し、他のグループやソロの合計が伸びています。

ただ、グループとユニット・ソロでも傾向が異なっていて、グループはAKB48が急激に落ち込みに反して他のグループは伸びているか横ばいで、ユニット・ソロは単体で見ると落ち込んでいますが、数が増えたので全体としては伸びています。

グループの方はよいですが、ユニット・ソロの方は単純には喜べない状況だと思います。

AKB48は姉妹グループやユニット・ソロに拡がっており、全体としては決して落ち込んでおりませんが、各事業ユニット単体で見るとそれほど強いわけでもありませんので、中心にあるAKB48の力が弱まって今後どうなっていくかは予断を許さない状況だと個人的には思います。

既にグループ間比率では半分になっていますが、このままAKB48からパワーシフトして他が大きくなっていくのか、AKB48の力が弱まって、この後全体も落ちていくのかは、よくわかりません。

これらの変化が、一元的な社会から多元社会への移行を表しているのか、それともAKB48が積み上げてきたものを消費して贅沢ができる最終局面なのか(各ステークホルダーがAKB48から離脱し各自今のうちに利益を得ようと動いた結果一時的に売り上げが上がって見えるのか)、今後も見て行きたいと思います。


マス時代の終わりとアイドル戦国時代、そしてAKB48ネットワーク
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