選抜総選挙を「立候補制」にするなら、この際「解散総選挙」も仕組みとして導入しよう
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/f67e1e67bc7f63eb59190ca4a3e7b1be
のつづき。
前回、あえて「組閣」権は外しました。
なぜかというと、投票によって選抜を組閣することは不可ですし、チームの組閣は権限が大きすぎます。
で、ちょっと考えてみました。
これは、あくまでもAKB48全体でもっとチームに力を入れるということが前提になるのですが、
解散権、総辞退権に合わせて、チーム・キャプテンの「任命権」でどうでしょうか。
総選挙トップと、各チームのキャプテンによって内閣を組織するという意味で「組閣」。
チームのキャプテンは、劇場やコンサートといった公演のチームのセットリスト決定権を持つことにすると。
キャプテンは、セットリストをパフォーマンス基準で決めてもいいし、若手を重用するでもよし。
総選挙トップは時勢に合わせて内閣改造(キャプテン交代)を行うと。
AKB48全体の戦略やマスメディア、各メンバーの活動などは運営や各事務所がやるわけですが、チーム活動についてはメンバーに自治させて、運営はオブザーバーになると。
まぁいろいろネタ的なことを語っておりますが、その心は、メンバーはもっと大きなことを語っていいと思ってるし、そのための素材を用意するべきだと思うんですよね。
いろいろな夢や自己実現の形があっていいと思っていて、個人の夢だけでは終わらないAKB48の夢とか目標とかいったものも出てきていいと思うんです。
以前は、個人の夢のためのAKB48ってだけではなくて、自然と個人の夢とAKB48の夢をリンクさせられていたわけですよ。
何度も繰り返していますが、AKB48全体の成長が個人の成長に繋がるので、個人の組織への献身が自然と得られたのです。
個人の利益と組織の利益が一致していたわけです。
それは、ある意味でズルいのですよ。
まさに創業者利益なのです。
個人の成長の力を組織に、組織の成長の力を個人に展開できたわけですから。
今は組織の成長が停滞しているから、片腕もいだ状態で「今の若手はやる気ない」とか訳のわからんこと言っちゃうわけなので、この構造的な問題をなんとかせにゃならんのです。
「時代が違う」とか言ってちゃだめで、新しい時代を切り拓くための施策を考えなければなりません。
ネット世論はというと、フリーやスピンオフして個人立ちしてる人々の意見に偏りがちなので「個人の資質」に注目があつまりがちですが、それだけじゃ世の中回らないわけでやっぱり「組織」に注目する人々が必要なのです。