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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
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恋愛禁止条例と選抜総選挙の絶妙な関係

2013-03-06 03:45:06 | AKB48_軽ネタ
貧乏暇なしで少しでも時間あったら仕事してる状態なので更新がかなり遅れます。

頂いたコメントには必ず返信いたします。(少々遅れます。)



で、そんな余裕ないと言いながらも、選抜総選挙と恋愛禁止条例の関係について。

以前から課題として話題にはあがっているものですが、

「総選挙という仕組みを使ってメンバーの評価を顧客側に任せる」という発想は有りだと思います。

が、2つ難しい課題があります。


1つは、これは「総選挙の結果を重視する」というメッセージであり、総選挙の結果をその後の運営に大いに反映させる必要が出てきます。

これまでは公式には「次のシングルの選抜を決める選挙」という位置づけであったので、総選挙の結果に関してはAKB48運営側が支配権を握っていました。

選挙結果に拘束されるのは次のシングルだけであり、選挙結果をどう使うのかは運営側に委ねられている部分が多かったのです。

もちろん、非公式な選挙効果には大きな影響力がありますが、運営への拘束力という意味ではうまく抑え込めていたと思います。

が、これが歯止めが効かなくなります。


そうなると2つめの課題です。

運営は、ファンよりも短中長期の時間軸、および全体・個別のバランスをよく考えて戦略を練ります。

運営は今だけを考えるわけにいきませんし、局所的に戦力を集中しつつ全体のバランス、公平性などを踏まえた判断をする必要がありますが、これが選挙結果に拘束されることになりますと、AKB48全体としての全体性や一貫性の欠如が目立つようになる可能性があります。

そうなると組織はバラバラ、理念は失われ、全体の力がどんどん落ちていく、ということになるかもしれません。

(あくまで可能性です。運営がファンより優れているという保証はありませんので。ただ全体を考える人の声よりも重視される声が出てくるということは注意すべきことです。)


どちらかを立てればどちらかが立たないものです。

これまでは恋愛禁止条例と次シングル選抜総選挙という絶妙なバランスでやってきたわけですが、前者が崩れたなるならば、後者をどう設計し得るかを考えなければなりません。

下手するとドミノ倒し的に両方倒れることになるでしょう。