※題名は釣りです。

今年の大河ドラマ、松山ケンイチ主演『平清盛』が面白い。
作品としてのメッセージ性の高さ、韻の踏み方、映像美など、作り込みの深さからして、これまでの大河ドラマとは質が違う。
近年稀に見る骨太の本格派ドラマである。
(特に中井喜一が演じる平忠盛がカッコいい。あのカッコよさがわかれば君も大人だ。)
大河ドラマ共通の欠点でもあるアクション・シーンの貧弱さは気になるものの、総じてクオリティは高い。
(海上戦は、もう少し金をかけて本格的にパイレーツ・オブ・カリビアン風に仕上げて欲しい。)
しかし、玄人好みの作品ゆえに、一般ウケはしそうにない。

(社団法人宮島観光協会 http://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_itsukushima.html)
大河ドラマの放映前には、ずいぶんと番宣として平清盛の実像に迫る特集が組まれていた。
平清盛の一般的なイメージは、後世(鎌倉時代)において作られた平家物語に影響されていることが多く、どちらかというとよくない。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
驕れる者(驕る平家は)久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
平家を語る場合によく使われるのは古今東西「驕る平家は久しからず」であろう。
だが、本当に平家(平清盛)は単なる「驕れる者」であったのだろうか?
貴族の世の終わりを決定付けた革命家である平清盛という男がそれだけで説明できるはずがない。
織田信長の400年前、坂本龍馬の700年前に存在した歴史を変えた革命家の生涯、それを見つめ直すドラマが、今回の大河ドラマ『平清盛』である。
◆◆◆◆◆◆
平清盛の偉業を経済学的な面から説明しているものとして、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の著者である山田真哉氏が現代ビジネスで連載していたシリーズが面白いので紹介しておきます。
(連載を楽しみに読んでいました。)
経営者・平清盛の失敗 ~平家滅亡の経済学
http://gendai.ismedia.jp/category/taira
平清盛は、歴史上の人物の中で誰に一番近いのか? それは坂本龍馬をおいて、他にはいない。いち早く海外に眼を向ける先進性、旧弊にとらわれない合理性、抜群の行動力、そして何より海と船が大好き。そして、二人とも経済にかなり強い。武士の時代の最初と最後にこの二人が登場したことは日本にとって幸運だったといえるだろう。では、なぜ平家は滅亡したのか。経済学の視点から清盛の成功と失敗について考察していこう。
本にもなったそうです。
『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
そうそう、山田真哉氏といえば、ググタスにも登場しましたね。


「仲俣にしかできないことだしやりたいです!」とは大きく出たなと思いました。
なかまったーのことを存じ上げないのですが、自信家なのはいいことです。


まさかの本人登場でびっくりしました(笑)
監修を山田氏にやってもらえばいいのでは・・
(早稲田の先生でもいいかもですが)
しかし、コメント欄をみると勘違いしている人が多そうですが、やすす先生がリクエストしているのは、
の方は体裁のことを言っているだけで、コアは↓こっちですよ。
イメージは、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」山田真哉著とか、「経済ってそういうことだったのか会議」佐藤雅彦・竹中平蔵著みたいな感じ。
要は、何から経済を語るか?ってこと。
例えば、総選挙から経済を語るのか?
チョコレートパンから経済を語るのか?
考えてごらん。
「女子大生が~」的な経済学本なんて腐るほど出てるんだから「わかりやすいだけの経済の本」なんか出しても意味がないです。
「AKBが~」ってだけである程度売れるかもしれないけれど、それだけじゃ仲俣さんがやる意味があまりないですよね。
(そもそも・・学部1年でどれだけ経済のこと知ってるのか疑わしいけれど・・ブロゴスでモリタクと対談してたけども)
あくまでもAKB48の何かを通して経済を語ることを求められているわけです。
上で述べた山田氏の「平家滅亡の経済学」みたいな感じです。
ふつうに考えたら、卒論とか修論レベル以上になります。
そして、それをAKB48メンバーでもわかるような平易な構成と文章で表現しろということです。
AKB48の水商売的なイメージを少しでも払拭してイメージを高めるためにもAKB48の発展が経済的合理性に基づくものだという意見も欲しいし、AKB48を通して経済的知見を得られるという点からインテリ層を取り込みたいし、その本が社会的に認められればAKB48の知性的なアピールにもなり、若いファンの親の層の印象をよくして顧客層の拡大と、新規メンバー層の拡大を目指したいし、中高大生が経済を勉強する時の入門書になればブランド力は確固たるものになるし・・
などなどいろいろ効果は期待できます。
誰にでもできることじゃないです。
早稲田だろうが東大だろうがハーバードだろうと、学部1年でやれたら、それこそ一線級。
がんばれ!なかまったー!!
当Blogも陰ながら応援しています。
ちなみに、第1弾出すなら、あえてリスクを取ってこれでいってくれ。
↓このテーマで今年中に出せたら大ヒット間違いなし!!
『AKB経済教室シリーズ なかまったー教授の白熱講義 AKB48のCDはなぜ売れるのか?』
シリーズ化してライフワークにするとかどう?

(辺境の旅 http://henkyo.tumblr.com/)
ご、ごめん(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
◆◆◆◆◆◆
『もしも僕の経済の先生がAKBだったら』だと狙いすぎ感あるし。
若い子達の教授になっちゃうのもいいんじゃない?
坂本龍一みたいに、みんなに「教授」と呼ばれるのもいいのでは・・。
今後、日本経済は国家財政とともに混迷化していくから、経済に強いというのは武器になるね。
みんなが何が正しい情報かというのを模索し始める。
若者層の信頼を獲得したチャネルになれば、相当な力をもてるぞ。

今年の大河ドラマ、松山ケンイチ主演『平清盛』が面白い。
作品としてのメッセージ性の高さ、韻の踏み方、映像美など、作り込みの深さからして、これまでの大河ドラマとは質が違う。
近年稀に見る骨太の本格派ドラマである。
(特に中井喜一が演じる平忠盛がカッコいい。あのカッコよさがわかれば君も大人だ。)
大河ドラマ共通の欠点でもあるアクション・シーンの貧弱さは気になるものの、総じてクオリティは高い。
(海上戦は、もう少し金をかけて本格的にパイレーツ・オブ・カリビアン風に仕上げて欲しい。)
しかし、玄人好みの作品ゆえに、一般ウケはしそうにない。

(社団法人宮島観光協会 http://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_itsukushima.html)
大河ドラマの放映前には、ずいぶんと番宣として平清盛の実像に迫る特集が組まれていた。
平清盛の一般的なイメージは、後世(鎌倉時代)において作られた平家物語に影響されていることが多く、どちらかというとよくない。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
驕れる者(驕る平家は)久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
平家を語る場合によく使われるのは古今東西「驕る平家は久しからず」であろう。
だが、本当に平家(平清盛)は単なる「驕れる者」であったのだろうか?
貴族の世の終わりを決定付けた革命家である平清盛という男がそれだけで説明できるはずがない。
織田信長の400年前、坂本龍馬の700年前に存在した歴史を変えた革命家の生涯、それを見つめ直すドラマが、今回の大河ドラマ『平清盛』である。
◆◆◆◆◆◆
平清盛の偉業を経済学的な面から説明しているものとして、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の著者である山田真哉氏が現代ビジネスで連載していたシリーズが面白いので紹介しておきます。
(連載を楽しみに読んでいました。)
経営者・平清盛の失敗 ~平家滅亡の経済学
http://gendai.ismedia.jp/category/taira
平清盛は、歴史上の人物の中で誰に一番近いのか? それは坂本龍馬をおいて、他にはいない。いち早く海外に眼を向ける先進性、旧弊にとらわれない合理性、抜群の行動力、そして何より海と船が大好き。そして、二人とも経済にかなり強い。武士の時代の最初と最後にこの二人が登場したことは日本にとって幸運だったといえるだろう。では、なぜ平家は滅亡したのか。経済学の視点から清盛の成功と失敗について考察していこう。
本にもなったそうです。
『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
そうそう、山田真哉氏といえば、ググタスにも登場しましたね。


「仲俣にしかできないことだしやりたいです!」とは大きく出たなと思いました。
なかまったーのことを存じ上げないのですが、自信家なのはいいことです。


まさかの本人登場でびっくりしました(笑)
監修を山田氏にやってもらえばいいのでは・・
(早稲田の先生でもいいかもですが)
しかし、コメント欄をみると勘違いしている人が多そうですが、やすす先生がリクエストしているのは、
「AKBでもわかる経済入門」の本を出そう。
の方は体裁のことを言っているだけで、コアは↓こっちですよ。
イメージは、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」山田真哉著とか、「経済ってそういうことだったのか会議」佐藤雅彦・竹中平蔵著みたいな感じ。
要は、何から経済を語るか?ってこと。
例えば、総選挙から経済を語るのか?
チョコレートパンから経済を語るのか?
考えてごらん。
「女子大生が~」的な経済学本なんて腐るほど出てるんだから「わかりやすいだけの経済の本」なんか出しても意味がないです。
「AKBが~」ってだけである程度売れるかもしれないけれど、それだけじゃ仲俣さんがやる意味があまりないですよね。
(そもそも・・学部1年でどれだけ経済のこと知ってるのか疑わしいけれど・・ブロゴスでモリタクと対談してたけども)
あくまでもAKB48の何かを通して経済を語ることを求められているわけです。
上で述べた山田氏の「平家滅亡の経済学」みたいな感じです。
ふつうに考えたら、卒論とか修論レベル以上になります。
そして、それをAKB48メンバーでもわかるような平易な構成と文章で表現しろということです。
AKB48の水商売的なイメージを少しでも払拭してイメージを高めるためにもAKB48の発展が経済的合理性に基づくものだという意見も欲しいし、AKB48を通して経済的知見を得られるという点からインテリ層を取り込みたいし、その本が社会的に認められればAKB48の知性的なアピールにもなり、若いファンの親の層の印象をよくして顧客層の拡大と、新規メンバー層の拡大を目指したいし、中高大生が経済を勉強する時の入門書になればブランド力は確固たるものになるし・・
などなどいろいろ効果は期待できます。
誰にでもできることじゃないです。
早稲田だろうが東大だろうがハーバードだろうと、学部1年でやれたら、それこそ一線級。
がんばれ!なかまったー!!
当Blogも陰ながら応援しています。
ちなみに、第1弾出すなら、あえてリスクを取ってこれでいってくれ。
↓このテーマで今年中に出せたら大ヒット間違いなし!!
『AKB経済教室シリーズ なかまったー教授の白熱講義 AKB48のCDはなぜ売れるのか?』
シリーズ化してライフワークにするとかどう?

(辺境の旅 http://henkyo.tumblr.com/)
ご、ごめん(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
◆◆◆◆◆◆
『もしも僕の経済の先生がAKBだったら』だと狙いすぎ感あるし。
若い子達の教授になっちゃうのもいいんじゃない?
坂本龍一みたいに、みんなに「教授」と呼ばれるのもいいのでは・・。
今後、日本経済は国家財政とともに混迷化していくから、経済に強いというのは武器になるね。
みんなが何が正しい情報かというのを模索し始める。
若者層の信頼を獲得したチャネルになれば、相当な力をもてるぞ。