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スズキ・GS250FW。(番外編vol.59)

2012年10月04日 09時21分39秒 | Weblog
日本初の250ccクラス4スト4気筒エンジンを搭載したスズキ「GS250FW」ですよ。

今の250ccバイクと比べるとかなり大柄な車体です。

当時の対抗馬としてはホンダVT250FやヤマハRZ250が上げられますが、

このどちらとも素性は違うのもでした。

攻めのRZ250に比べると車重が重く、VT250Fと比べても走りはマイルドな印象です。

本来なら同じ時期に登場したGSX400FWの250cc版でないといけないのですが、

GSX400FWが4バルブだったのに対しこの「GS250FW」は2バルブだったため、

「X」は付かなかったようです。

結果、ただの大柄な250ccのバイクが発売されたなぁってことになり、

せっかくの250cc初の4気筒エンジンもかすんでしまい、

人気のモデルにはなっていませんでしたね。

本格的なスズキ250ccの4ストは、

この後に登場するGSX250Rを待たなくてはいけません。

ただ、当時はその大柄な車体が魅力でもあったので、

ボクの周りで、少数ながら乗りたがってた人はいましたね。

多分ツアラーバイクのはしりのようなボジションだったのかもしれません。

とりあえず中途半端なバイクでしたね!