旅する小林亜星

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地震

2009-07-17 01:07:43 | 恋のうた
がまったくと言っていいほどないNZで
大きい地震があったみたいよと母からメールが来た。

映画を見終わって
電源を入れたばかりの携帯に。

急いで携帯でチェックしたニュースの中から
かろうじて見つけ出したM7.8の地震。

青い眼をした、かわいいかわいいカレシは無事だろうか。

今彼が死んだら
あたしは生きてはゆけない確信がある。

いてもたってもいられなくて
もどかしく降りた乗り換えの駅で

電車を降りた瞬間に
+64で始まる携帯番号への通話ボタンを押した。

3回コールしても応答がない。

彼は家族旅行中で
NZは今午前0時半だ。

寝てるのかもしれないけど
もう携帯は瓦礫の下になってたらどうしようという悲観が頭を過ぎる。

7回目のコールくらいで

「もしもし、今どこにいるの?」という寝ぼけたカレシの声。

泣きそうになりながら

「大きい地震があったって聞いて、大丈夫なの?」と急いで聞くと

「あ、地震あったらしいね」とのんきな声。

小さいとはいえ、NZだってそこそこの大きさはあるわけで
そんな簡単には瓦礫の下敷きにはなったりしないだろう、とそこで冷静になった。

「さっき家族と『JUON2』を見たよ」とあまりにのんびりと言うので

「どうだった?怖かったでしょ」と自分から質問しといて

答えはまったく聞こえてなかった。

地震を経験したことがないという彼らの国で
何万年に1度とか起きるよな地震があったとしたら

耐震でない家屋や、耐震ではない建物に保管されてるデータ群は
いったいどうなるんだろうと、要らぬ心配。
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上司

2009-07-17 00:48:32 | 青春生き残りゲーム
になるのは
フェアプレイヤー。
来週から、あたしの。

カラオケ隣の席で挨拶。

納得のできる音が出せるようになったとき
本物のブルースと聴き比べてみて
 
まったくレベルが違うことに気付かされ
死のうと思ったよ、という言葉に

泣きそになった。

というか、こっそり泣いた。

このひとはどんなことにも
ここと決めたらとことん邁進するひとなんだと改めて実感。

まったく叶わない。
甘くない。

「彼女とか作ろうと思ってないし 
 あと10年働いたら、隠居して世界一周自転車旅行するんだ」

と。

彼なら実現するだろう、させるだろう。

そして彼の隣にずっと座ってることはできないけれど

彼が世界一周してるときに
1回でもあたしのことを思い出すよな存在になりたい。

こんなすごいひとに
認められるよな仕事をしたいと思いつつ、

来週からの仕事には不安ばかり。

今まで適当に掻い潜ってきた適当な知識は
きっとすぐに化けの皮が剥がれる。

あたしはそこでも妥協力で順応できるのだろうか。

彼からもらった言葉、
「インシャアッラー(神様が望むままに)」という勢いで。
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