旅する小林亜星

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こんな夜にはこんな芸術「春のめざめ」

2009-06-26 18:36:19 | こんな夜にはこんな芸術
会の仕組みをいつも違った角度から見せてくれる友人が

劇団四季の専務取締役とお近づきになったとのことで
S席を無料で見に行く「春のめざめ」。

そういえばミュージカル自体が嫌いだったのを忘れてた。

感情移入しようとしてるところで
急にマイクを握って歌い出されると

即座に現実に引き戻されてしまうのだった。

というわけで何も感じなかった。

強いて言えば
作品全体を象徴してるらしい青いライトが

ものすごくきれいだったことくらい。

観劇後

その友人も専務取締役もたいしたひとたちなので
何か気のきいたことを言わなければと考えてるうちに

専務取締役に「おもしろかった?」と聞かれ

どう頭をフル回転させても
劇中で出てくるセックスシーンの女優さんの生乳のことしか

浮かんでこなくて
結局たいしたことを言うどころか

「ミュージカル、だめですわ」と

根本的なところで会話を終了させてしまった。

インド料理をご馳走になったあと
浜松町駅の切符売り場の前でその友人と30分ほどおしゃべりになり

「で、ニュージーランドの1年で何を得たの?」と聞かれ

困ってしまった。

会社の面接だったら
コミュニケーション能力が、とか
ネゴシエーションスキルが、とか

文化の違いの中でどう自分を出しながら働いていくかを体得した、とか

何とでも言えるけれど
彼女の前ではそんなことは言いたくなかった。

そしたら彼女は

「いろんなところに首をつっこんで
 それがおもしろかった、だけじゃなくて

 それを一歩前進させて
 自分の人生で何を残すかを考えるべき時期はもうとっくに始まってると思うよ

 アキ男。の能力を無駄にしちゃうんじゃない」と。

釘をさされた。

自分の本能が赴くところに赴くままに突進して
おもしろかったから、おもしろかった、

それでいいと思ってきたし
思ってる。

それが何かの形になったり
誰かのためにならないといけないのだろうか。

おもしろいという思いを

形に残せたり
スキルアップにつなげたりできたら

それは最高なのだけれど

形を残そうとする、
おもしろさの追究は

その時点で白けて
おもしろさを失ってしまう気がしてならない。

かれこれ8年経つ関係の彼女の言葉を理解するのには
いつもたくさん時間が、

かかる。
コメント (3)
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入社

2009-06-26 18:16:28 | 青春生き残りゲーム
手続きのついでに
7月から復職する前の会社の同僚とランチに行くと

「アンタ、合コンのことブログに書いたでしょ」と

ブログのことを知らない彼女に突っ込まれる。

どうやら放っておけないのっぺり営業マンが
人数を読んだらしい。

まだブログを男を口説くツールとして使っていた時分に
アピール素材としてこっそり彼にはここを教えたけれど

その後何も反応がないから
てっきり見てないのだと思ってた。

というか今さら見られてる事実を知って
あんなことやこんなことを覗き見されてたことで

急激に羞恥心・・・

あたしのことは放っておいて。
とブログ上で気弱に牽制してみる初夏の夕方。
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