村上の先輩がオークランドで働いてるというので
あわよくばという下心がなかったとは言い切れないけれど
知らない土地では
どんな知り合いだって多いほうがいいので彼をなんとしても紹介してもらうことにした。
早速直接コンタクトして
ごはん食べに行きましょうと誘うと
同じくワーホリでNZに来ていて
ワークパーミットを取得した彼女も同席していいかと聞かれたので
もちろん快諾した。
シティのこじゃれたレストランに連れてってもらい
3人でテーブルを囲む。
彼の彼女はあたしと同じくギリホリで
誕生日の2日前に入国したそうだ。
ワークパーミットを取得して2年近くになるらしい。
松下奈緒ぽい、上品な感じ。
恰好の情報源だと思い、いろんなことを聞いたけれど
気が強いというか、プライドが高いというか、
話しててまったくおもしろくないひとだった。
というか悪く考えると
今回の同席はきっとあたしに対する牽制球なのだろう。
私の男に手を出すな的。
些細なことだけれど一番鼻についたのは
「私、少食なんで
遠慮しないでどんどん食べてください」という言葉。
自分で自分のことを少食だというひとをはじめて見た。
どんな知り合いだって多いほうがいいのだし
あたしを思って情報をくれてるのだから
そこは左に流さないと、と思いつつ
なんだか生きてる階層が異なる気がした。
海外で継続して働くということは
それだけの、ひとを退けるほどの芯の強さを持たねばいけないのだろうか。
あわよくばという下心がなかったとは言い切れないけれど
知らない土地では
どんな知り合いだって多いほうがいいので彼をなんとしても紹介してもらうことにした。
早速直接コンタクトして
ごはん食べに行きましょうと誘うと
同じくワーホリでNZに来ていて
ワークパーミットを取得した彼女も同席していいかと聞かれたので
もちろん快諾した。
シティのこじゃれたレストランに連れてってもらい
3人でテーブルを囲む。
彼の彼女はあたしと同じくギリホリで
誕生日の2日前に入国したそうだ。
ワークパーミットを取得して2年近くになるらしい。
松下奈緒ぽい、上品な感じ。
恰好の情報源だと思い、いろんなことを聞いたけれど
気が強いというか、プライドが高いというか、
話しててまったくおもしろくないひとだった。
というか悪く考えると
今回の同席はきっとあたしに対する牽制球なのだろう。
私の男に手を出すな的。
些細なことだけれど一番鼻についたのは
「私、少食なんで
遠慮しないでどんどん食べてください」という言葉。
自分で自分のことを少食だというひとをはじめて見た。
どんな知り合いだって多いほうがいいのだし
あたしを思って情報をくれてるのだから
そこは左に流さないと、と思いつつ
なんだか生きてる階層が異なる気がした。
海外で継続して働くということは
それだけの、ひとを退けるほどの芯の強さを持たねばいけないのだろうか。