旅する小林亜星

小林亜星情報満載

114

2008-03-01 23:24:10 | エ(ア)ロダンサー
風邪ひいてかれこれ5週間。
はじめのうちは咳しか出ないからと調子こいてエ(ア)ロしてたのに

あまりに長引く咳に辟易して
大人しくしてた2週間ぶりにエ(ア)ロと思ったら

まさかのご老体インストラクター。
彼女にとってもエ(ア)ロ久々らしく

インストラクトがこの上なく遅い。
次の動きの1テンポ前には指示しててほしいのに
次の動きとともに指示する始末で会場は右往左往。

極め付けに恐ろしいほどのローインパクトに
彼女の息が上がってしまいゼーハーゼーハー。

彼女はやっつけ仕事のよにエ(ア)ロしてるよで
格好もスポーツセンターのジャージだし
使う音楽もなんだか80年代だし

ステップも進歩がなくてダサい。
レオタードを着てやるエ(ア)ロ世代なのだろか。

以前彼女が毎回やらせた、彼女が「スクエア」と呼ぶ、
足は2歩進んで90度回転して2歩進んで90度回転を繰り返し
腕は足とは逆側に三角形を描くステップがあって

またこれかよと失笑。
強度がほしい。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮑味

2008-03-01 01:56:20 | 野生のチューリップ
何があってもいいよに、お財布に2万円ほど入れて
鰤門に行ってきた。

久々に緊張した。
女というものは少し遅れてくべきか、などと逡巡したりもした。

鰤門の個室。
3年ぶりに向き合ってみるN氏。

大学生4年目に休学して日本人のいないフィリピンに留学したこと
マニラで知らないひとに睡眠薬飲まされて身包みはがされたこと
フィリピンの地方都市で間借りしてたうちでお金をぱくられてたこと
その家の主人を訴えたら、逆に訴えられたこと

一度帰国して裁判に決着をつけようとしたらやばいことになったので
もう一年休学してニュージーランドにワーホリでも行こうと思ったこと

こんなに数え切れないネタを隠しもってたなんて
あたしは今までどんなにもったいないことをしてたのだろう。

それにしても10年前インターネットも普及してないころに
フィリピンの地方大学に紛れ込むなんて想像もできないモチベーション。

今や年収2000万円はくだらないシロガネーゼなN氏。
安いという20万円の家賃。

件の塩野七生の「男たちへ」はかなりお気に入りの本だそうで
まだ読みかけだと言ったら餞別に、とくれた。

20歳のころから読み始めた本の中で
一番影響を受けたのは吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」だとか。

つきないほどの知識の源。

生まれて初めて食べた鮑の味は
N氏のあまりにおもしろい話に掻き消された無念。

お会計は25000円ほど。
これまた餞別にとご馳走してくれた。

とても魅力的なひと。

その魅力に気づくのに10年かかってしまったけれど

塩野七生の「男たちへ」という本をあの日借りていなければ
今日の出会いはなかったと思うと

彼女にも一抹の感謝。

そしてこんなあたしをひとりの女性として扱ってくれたN氏の、
懐の深さに今一度の感謝。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする