それはそれは美しい男に抱かれた。
いや、抱かれたのではなく抱いたのだ。
その、美しい男は贅沢な肢体を
贅沢にベッドに横たわらせ、
あたしの身体にゆっくりと優しく触れる。
ドリアンのよな至福の時間、
長さも太さも持て余した
使い慣れた、それであたしの中にそろそろと入る。
アクロバティックな絶叫が
愛の練乳を搾り出す。
そして
その、美しい男は先に眠りに落ちた。
チョコレートでできた唇
こけた頬
縦長のへそ
毛のほとんどないスネ
寝顔でさえも
あまりに美しい。
田山花袋のよに
彼が残していった煙草の残り香に
顔をうずめて
あたしは寂しさに震える。
いや、抱かれたのではなく抱いたのだ。
その、美しい男は贅沢な肢体を
贅沢にベッドに横たわらせ、
あたしの身体にゆっくりと優しく触れる。
ドリアンのよな至福の時間、
長さも太さも持て余した
使い慣れた、それであたしの中にそろそろと入る。
アクロバティックな絶叫が
愛の練乳を搾り出す。
そして
その、美しい男は先に眠りに落ちた。
チョコレートでできた唇
こけた頬
縦長のへそ
毛のほとんどないスネ
寝顔でさえも
あまりに美しい。
田山花袋のよに
彼が残していった煙草の残り香に
顔をうずめて
あたしは寂しさに震える。