旅する小林亜星

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自我形成。

2004-06-04 00:32:05 | 恋のうた
実家が引っ越すので今日短く手伝いにいってきた。
新しい家を見て、
夕飯をご馳走になり、
思いでにひたって終了。

帰りに母に車で送ってもらった20分くらいの間
ひさびさにおしゃべりした。
今までで一番スナオに話した。

「すんごくずっと前の話なんだけど3年前くらいに今のアパートに
 引越したとき、白い車に乗ってるひとに手伝ってもらってたよね?
 今さらなんだけどあのひと、だぁれ?」と母にきかれた。
当時お付き合いしてた前彼であり、こっぴどいフラれ方をしたひとだ。

今まで恋愛の話なんて全くできなかったのに
なんだかすらすらと過去や今の恋愛、自分について喋った。

「歳をとるにつれて自分は魅力的になっていると思うけど
 一番大切な人間的な思いやりだったり、優しさは乏しいと思う」と
あたしが言ったら
「それはほんとに人格形成期にお母さんがいっしょにいてあげらなかったからだと思う、だから子育てしてた自分のことをすごく嫌いなの」と
母が言った。
「んじゃぁ、あたしが今週末合宿に行って引越し手伝わないのも
 自業自得てことで」とあたしが言ったら
母は呆れていた。

教師をしていた母は家に帰ってごはんを作ったあとも
しこしこ仕事していて、
あたしがちょっとだけ構ってほしいときも遊んであげられなかったらしい。
今、自分が働くよになって、自分でごはんを作るよになって
両立してた彼女の偉大さがわかる。

それがわかっていながら、
今老いつつある親を助けないなんて
あたしは、ほんとに親不幸。
コメント
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