eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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携帯ミリオームテスターと一般テスターの測定比較してみる。

2022年08月09日 | eつれづれ

サーマルリレー2素子直列でのヒーター抵抗値は6.3オーム。

ミリオームテスターで同じ測定値は6.32オームで一致している。

サーマルリレーb接点の接触抵抗は測定限界で0オームの表示。

ミリオームテスターでは33.86mΩの表示で0.03386オームの当然、0オームの世界だ。

ホイートストンブリッジ回路の定義・平衡条件

ホイートストンブリッジとは,上図のように回路内に架橋部分が存在するブリッジ回路のことを言います。

このミリオームテスターもホイートストンブリッジが基本となる。

今はテスター感覚で簡単に測定出来る。

これで電動機コイル、変圧器コイル、リアクトルコイル他、レアショートなど測定出来る。

車やさんも今はEV電動機あるので必須アイテム。

 


交流耐圧試験及び低濃度PCB含有変圧器の交換工事(2022.08.07)。

2022年08月09日 | eつれづれ

実務研修を兼ねて交流耐圧試験10,350V.10分間印加。

電灯変圧器75kVAの交流耐圧試験。

動力変圧器150kVAを一旦引き出す。

低濃度PCB含有変圧器を引き出す。

新規、電灯変圧器75kVAを入れる。

8時30分停電PAS開放~11時30分には受電して終了。

低濃度PCB含有変圧器は後日、群馬県内の処理設備へ搬出。

 

 


「電力難民」の受け付け再開...話に乗った公共団体も契約違反と裁判おこしても相手は消滅。

2022年08月09日 | eつれづれ

企業向け料金値上げへ 「電力難民」の受け付け再開

 東京電力ホールディングス本社=東京都千代田区  電力大手が、企業向け電気料金の値上げに乗り出した。

 ウクライナ情勢の悪化で高騰する資源価格に対応するとともに、「新電力」の相次ぐ事業撤退で調達先を失う「電力難民」が急増していることが背景にある。

各社はいったん停止していた法人契約の新規受け付けの再開と併せ、価格の適正化を急ぐ。

東京電力ホールディングスは2日、企業向けの標準料金を見直し、来年4月以降、新規契約法人への電力供給を始めると発表した。

また、東北電力は今年11月から電気料金を約16~18%値上げし、新規契約の受け付けも再開する。  

自前の発電設備を持たない新電力は、卸電力市場から電力を調達し、割安な料金を売りにしてきた。

しかし、最近の資源高で市場価格が高騰。帝国データバンクによると、昨年4月に706社あった新電力のうち、今年6月までに104社が採算悪化などで事業撤退に追い込まれた。  

新たな調達先が見つからない場合、電力大手傘下の送配電会社が電力供給を保障する「最終保障供給」に申し込める。

ただ、本来は標準料金の1.2倍に設定している料金が、資源高で割安になる逆転現象も発生。契約件数は7月1日時点で2万7255件と、3月末から約5倍に増えた。このため経済産業省も、電力大手に料金の見直しを求めていた。

 


東北電力が出資の新電力撤退 燃料価格高騰で継続困難。

2022年08月09日 | eつれづれ

東北電力が出資の新電力撤退 燃料価格高騰で継続困難

東北電力と東京ガスが共同出資する新電力のシナジアパワー(東京)は8日、11月30日で企業向けの電力小売り事業から撤退すると発表した。

電力需給逼迫による卸電力市場の価格高騰に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻を背景にした燃料価格高騰で収支が悪化し、事業継続が困難と判断したため。  シナジアパワーは、顧客向けの文書で「2020年度から採算の取れない状況が続いており、電力供給にかかる費用の改善の見通しが立たない」と説明し、他の電力小売事業者への切り替えを呼びかけた。  

シナジアパワーは15年に東北電と東ガスが出資し、設立された。

もう2年も前から赤字だったのか...エネルギー需給0の日本など新電力(PPS)で電気販売など無理だったのは素人でも判る。

太陽光発電の新電力(PPS)に乗り切り替えた会社、個人宅も浮気の代償は計り知れず、受入先も無く有っても3.4割の料金支払いとなるだろうか。

電力行政を訳の判らないものに壊した政府と経産、識者と呼ばれる輩の責任は重い...我々に恩恵は何も無かった現実がある。

以前から逝っているが早く、再生可能エネルギー発電賦課金(再エネ賦課金)の一時停止か廃止をしないと。