eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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3kV電動機回路なのでAC5,175V.10分間印加が規定だが、今回は面倒なので直流6kVで絶縁を確認した。

2022年08月26日 | eつれづれ

直流絶縁診断6kV.10分間印加。尚、コンタクはコイルに通電しているのでオン状態。

直流検電器にて印加電圧確認。

絶縁抵抗値は100GΩで完璧な絶縁だ。

SF6高圧コンタクタ(接触器)三相一括の直流絶縁診断。

データロガー。

6kV印加グラフ。

漏洩電流グラフ。

SF6高圧コンタクタ(接触器)爆発、直流絶縁診断の結果は特に問題無し。

3kV電動機回路なのでAC5,175V.10分間印加が規定だが、今回は面倒なので直流6kVで絶縁を確認した。

これで高圧コンビネーションスタータ盤内部器機の爆発事故の追跡検証はENDとする。

JEMAの機器更新マニュアル資料があったのでUP、安定使用は20年、メンテ無しの実使用は25年経過したもの。

民間など所詮、壊れるまで使うが、中々高圧機器となると諸々の代償は高くつく現実。

2面の高圧コンビネーションスタータ納期は約3カ月程度、これらの既存盤撤去、高圧ケーブルルート替え撤去、新高圧ケーブル布設、

新規高圧コンビネーションスタータ設置、高圧接続、制御線工事、試験他がある。

工事開始になったら再度ブログにUP予定。

 

 

 

 


エネルギー確保は次世代の新型原発開発にシフトする。

2022年08月26日 | eつれづれ

政府が、原発政策の大きな転換に踏み出しました。

岸田総理は安全性が高いとされる次世代原発の建設を検討するよう指示を出しました。

岸田総理「次世代革新炉の開発・建設など、今後の政治判断を必要とする項目が示されました。

年末に具体的な結論を出せるよう、与党や専門家の意見も踏まえ検討を加速してください」 岸田総理は電力不足や脱炭素社会の実現を踏まえ、安全性が高いとされる次世代型の原発の開発・建設を検討するよう閣僚らに指示しました。

もし建設の方針が固まれば、「新たな原発の建設は想定しない」としてきた方針からの大転換となります。

また来年夏以降に新たに7基の原発の再稼働を目指すほか、最大で60年としている運転期間の延長についても検討を指示しました。

エネルギー不足、自然エネルギー発電もアテにならず、原発稼働で電気を確保する以外、道は無いか。