eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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撤去したリアクトルコイル抵抗をハンディミリオームテスターSK-3800で測定、異常無し。

2022年08月10日 | eつれづれ

ハンディミリオームテスターSK-3800にてリアクトルコイル抵抗を測定。

測定プローブ。

当初のSF6高圧コンタクタ(接触器)爆発、破裂事故の原因をこれで当初の見立ては大きく方向が違っていた事が判った。

リアクトルのベトベトの垂れはワニス(樹脂)の経年劣化、と周囲の熱が原因で設計寿命20万時間(23 年)を越えていた。機器の稼働25年以上経過。

メーカーのコメントより。

最後に残ったのは

①SF6高圧コンタクタ(接触器)のOリング経年劣化(心棒、本体底面)にあるゴムのヘタレによるガス抜けで単なるASとなり内部スパーク

爆発、本体破損。見る限りゴム劣化は見られなかったが。

②もう1つはエポキシ本体(約10ミリ厚)の経年劣化で投入等の振動亀裂、SF6ガス漏れ発生、前記載と同じ単なるASとなり内部スパーク爆発、本体破損。

①or②のどれが発端なのかは、これ以上調べようもない推測の世界だ。

考えてみるとリアクトルに巻いているコイルは厚い平銅帯、これが過熱焼損は余程で無いと原因とならないだろう。

対応:190kW.160kW電動機起動盤2面を発注済み...物不足で何時になるのかは回答無し状態。

もうレアショート(層間短絡)は考えなくとも良い様だ。


小池都知事の「太陽光パネル義務付け」が不公平すぎる。

2022年08月10日 | eつれづれ

一般家庭は高い電気代を払わされ…小池百合子都知事の「太陽光パネル義務付け」が不公平すぎる

 問題は建築費用だけじゃない

小池百合子都知事肝いりの「新築住宅への太陽光パネル設置義務化」が、着々と前に進み始めている。

9月下旬に都議会で審議が始まる予定で、8月1日には都のHPで太陽光発電に関する「Q&A」が公表された。

これまで、この政策に対しては建築主の立場から反対の声が上がっていた。

ただでさえ高騰している戸建て住宅の建築費用が、太陽光パネルの分さらに高くなるからだ。

しかし、建築主でない一般家庭もパネル義務化の影響を大きく受けることがわかってきた。

1軒あたり100万円の国民負担

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の杉山大志氏は語る。

「国土交通省の資料では『初期費用150万円の太陽光発電システムを設置しても、15年で元が取れる』という試算が示されています。

しかしそもそも、太陽光発電の買い取り価格は割高に設定されている。

それを再生可能エネルギー賦課金といった形で負担しているのは、私たち一般国民です」

 「建築主が元を取れるといっても、生み出される電力は火力発電の価格で試算すると約50万円分にしかならない。

残りの100万円は、国民一人ひとりが払う電気代があてられるのです」

太陽光パネル設置義務化によって「不公平」が生まれる構図についても、都議会で議論をすべきだ。

以前からFITの再生可能エネルギー発電賦課金(再エネ賦課金)など一般家庭、会社など何のメリットも無い。

電気料明細に関心を示さないと、今冬など単価が幾らになるのか...住宅もウッドショックで価格高騰、1部屋減の家屋しか今の予算では

建てられなくなる。

この時点で再生可能エネルギー発電賦課金(再エネ賦課金)3,246円負担している。

自然エネルギー発電など幾ら増やしても基幹電力などには、到底なれない...江戸時代の生活に戻るなら別だが。

もう、電気代上がっているので皆、値上がりしている。全くバカな制度を始めたものだと多くのネット民からの声が!!。