ネットを参考にエクセルを作成。(計算ページの一部抜粋)
r UV巻線抵抗値を0.1580Ωから0.160Ωに増やしてみる。+0.002Ωは2ミリΩ。
判定は5%越えるのでNGとなる。
回転機の温度を75度と仮定するということは、その温度になる時が連続定格最大出力ということです。
それ以上の負荷をかけると温度上昇により巻線の絶縁が保てなくなり壊れます。
抵抗は温度と共に上がりますから、低温時の抵抗値で計算すると温度上昇にしたがって電流が下がり、定格に達しません。
したがって、定格内で最も抵抗値の高くなる「75度」で計算するのです。
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スター結線は巻線抵抗は2r、デルタ結線では2/3rとなる。
巻線抵抗値はネットよりの参考数値で、今後、現物の高圧電動機銘板でメーカーに、Ω値を問い合わせしてみる。