eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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痛風はオジサンの病気では無くなった

2016年10月15日 | eつれづれ
白血球が結晶を異物と判断し排除しようとするため炎症
手足の関節にできた尿酸の結晶は衝撃などではがれると、異物だと認識した白血球が排除しようとして炎症反応を起こし激痛が走る。
発作は足の親指の付け根に起きやすい
炎症は足の親指で起きやすいが、まれに足の甲や手首などでも。
足の親指の付け根に発作が起こりやすい理由は
(1)心臓から遠い位置にあって血流が乏しいため冷えやすい。
(2)運動量が多く酸性化しやすい-ためといわれる。
血中の尿酸値が高くなる要因…遺伝性の場合も
 プリン体のとりすぎ…すべての食物に含まれる
尿酸の原料であるプリン体は細胞の核の中に含まれ、動植物を問わず食物にはすべてプリン体が含まれている。
細胞の豊富な肝臓などの内臓や肉、魚などはたくさん含み、また肉や魚などで出汁を取ったスープにも多く含まれ、焼肉やとんこつスープのラーメンなどは高プリン食ということになる。
 アルコールのとりすぎ…すべての酒が尿酸の素に
アルコールにはそれ自体に尿酸値を上げる作用がある。「肝臓で分解される時にエネルギーを使うためATP(高エネルギー化合物)が分解されて尿酸を上げるうえ、アルコールには尿酸の排出を抑える働きもある」という。
 高カロリーや糖分の多い食事…ブドウ糖も尿酸を排出
実際には血中尿酸値の約2割が食事中のプリン体からつくられ、残り8割は体内でブドウ糖などから合成されるため、高カロリーの食事や、糖分(果糖も含めて)の多い食事内容も高尿酸血症の原因となる。
 メタボリックシンドロームや内臓脂肪…脂肪酸がプリン体の代謝を過剰にする
内臓脂肪が蓄積されると、脂肪細胞からたくさんの遊離脂肪酸が分泌される。それが血流によって肝臓に運ばれるとプリン体の代謝が過剰になり、老廃物である尿酸がたくさんつくられるようになる。
 多忙や重要な仕事などによるストレス
以前から仕事が忙しかったり重要なイベントや旅行、出張などの際に痛風発作を起きることは知られていたが、これらがストレスによる尿酸値の上昇とも関連している事実がわかってきた。
 脱水や筋トレなどの激しい無酸素運動
脱水すると「尿細管での尿酸の再吸収が増加し、尿酸の排泄が低下して尿酸値が上昇する」(両国東口クリニック・大山博司理事長)。また、短距離走や筋トレなどの激しい無酸素性運動を行うと、細胞内のATP(高エネルギー化合物)が分解・消費が促進され、エネルギーが産出されるとともに尿酸が合成される。
 温度の低い環境や血液の酸性化
温度の低い環境・血液の酸性化などが原因で尿酸が血液中に溶けにくかったりすると、尿酸の結晶化が起こりやすくなる。
康的な生活をしていても…なりやすい体質が遺伝
帝京大学医学部付属病院病の藤森新氏は「最近になって、痛風になりやすい体質が遺伝することがわかってきた。身内に痛風患者がいれば自分も必ず痛風になる、というわけではないが痛風になりやすい素質を持っている可能性は高いといえる」と話す。
遺伝子が変異し、尿酸の排泄機能が低下
防衛医科大学校分子生体制御学講座の松尾洋孝医師らは遺伝子と痛風の関係を研究しているが、4人に3人の割合で尿酸を排泄する機能にかかわる遺伝子に特定の変異があることを突き止めている。変異があると、尿酸が正常に排泄されなくなるという。

何事にも言えるが過食、早食い、酒飲み、運動しない(毎日の軽度の散歩で良い、Toで1時間未満)、野菜食べない、ストレスをためない、セカセカしない、塩分糖分盗りすぎない...キリが無くダメだコリャー、そして日々の誘惑に負けない...これを実践すれば予防出来る様だが判っていても、これが中々出来ない現実。
痛風もそうだが、サイレントキラーの糖尿病も危険だ...これは針金電気ヤも実践しているのだが、毎朝の散歩途中にコンビニに立ち寄り野菜パックを1日分3個程度、買う事を実践している。家庭では、色々な野菜を毎日、用意する事など無理なので金かかるが便利だ...当然、医者通いすれば、こんな金額では済まなくなる。