上毛新聞のコラムはいい。
「▼不遇の幼・青年時代を送った塩原太助。愛馬と別れ、江戸に出て長く炭屋に奉公した後、粉炭に海藻を混ぜた炭団たどんで身代を築く。太助はその金を惜しげも無く街道の改修など公のために使った
▼富岡製糸場の建設を主唱、銀行をはじめ500を超える会社を立ち上げた渋沢栄一。「日本資本主義の父」として歴史に名を刻む一方、財閥を築かず、日本赤十字社の設立に携わるなど公益にとことんこだわった
▼栄一が太助の記念碑建立(1928年除幕)に際し揮毫きごうした書が、塩原太助翁記念公園(みなかみ町)の宝物庫で見つかった(10日付本紙)。太助への敬愛と利他の信念を物語る
▼栄一は自著で「論語と算盤そろばんは甚だ遠くして甚だ近いもの」と論じた。子孫で栄一の研究者、渋沢健氏はその意を「正しい道理の富でなければ永続できない。従って、論語と算盤というかけ離れたものを一致させることが今日の大切な務め」と説く
▼企業の環境への配慮、社会的貢献、企業統治を重視して投資する「ESG投資」は2016年の世界運用残高が10兆ドルとなり、2年で38%も増えた
▼「背景に資源の枯渇、人権問題といった社会課題が企業の持続可能な成長に深くかかわるようになっていることがある」(健氏)。社会の課題に応えるイノベーションを起こし、公益にこだわった二人を思わずにいられない。 」
日本には、人のために、する寄付のような、事するのが、善。
いつから、猫糞の日本人が、多くなった。
「▼不遇の幼・青年時代を送った塩原太助。愛馬と別れ、江戸に出て長く炭屋に奉公した後、粉炭に海藻を混ぜた炭団たどんで身代を築く。太助はその金を惜しげも無く街道の改修など公のために使った
▼富岡製糸場の建設を主唱、銀行をはじめ500を超える会社を立ち上げた渋沢栄一。「日本資本主義の父」として歴史に名を刻む一方、財閥を築かず、日本赤十字社の設立に携わるなど公益にとことんこだわった
▼栄一が太助の記念碑建立(1928年除幕)に際し揮毫きごうした書が、塩原太助翁記念公園(みなかみ町)の宝物庫で見つかった(10日付本紙)。太助への敬愛と利他の信念を物語る
▼栄一は自著で「論語と算盤そろばんは甚だ遠くして甚だ近いもの」と論じた。子孫で栄一の研究者、渋沢健氏はその意を「正しい道理の富でなければ永続できない。従って、論語と算盤というかけ離れたものを一致させることが今日の大切な務め」と説く
▼企業の環境への配慮、社会的貢献、企業統治を重視して投資する「ESG投資」は2016年の世界運用残高が10兆ドルとなり、2年で38%も増えた
▼「背景に資源の枯渇、人権問題といった社会課題が企業の持続可能な成長に深くかかわるようになっていることがある」(健氏)。社会の課題に応えるイノベーションを起こし、公益にこだわった二人を思わずにいられない。 」
日本には、人のために、する寄付のような、事するのが、善。
いつから、猫糞の日本人が、多くなった。