母にとって生涯の師、(故)中平南谿先生の門下であり、兄弟子であられる
石川芳雲先生の米寿記念展が、昨日20日から始まりました。
本当は22日に母も一緒に伺う予定でしたが、残念無念。
石川先生も体調にご不安がありながらも、精力的にご活躍されていて。
書作や、学ぶことへの変わらぬ情熱は、元気だった頃の母も
大変刺激を頂いていたことと思います
母も手術を受けるまで、毎晩、布団に入ってからも書の本を読んだり
毎日何かしら臨書やお手本書きをしていたようです。
私なぞ勉強不足な上に、書の王道からは外れまくっているのに
石川先生はいつも、あの少年のようなまっすぐで澄んだ瞳で
私にも書作への思いや温かい励ましのお言葉をかけて下さっていました。
石川先生は、自詠の詩書も多く書かれています。
表現の違いはあっても、書に対する愛情と情熱は心に響くものがあります。
作品は、書き手の生きざまの痕跡。
ぜひ伺います。
■6月20日(火)~6月25日(日) 10時~18時 最終日17時まで
■東京銀座画廊・美術館7階