心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

瞬発と躍動

2016-02-12 | 木簡
                                (半紙)


久々に木簡臨書。

もうここ何年も、臨書するのは木簡ばかり。
たまに隷書、甲骨、金文、造像。

思えば整った文字になる前のものばかり。
自分の好みというのは、書風にまで及ぶのかと、おかしくなる。

木簡の中には行書風、草書風、楷書風、隷書風と色々な書風があって。



でもって、どこの誰が書いたのかなぞわからず
生活の中のメモだったり、文字の練習帳や商売や国からの伝達やらだったり
面白いのでは、亡くなった人があの世でも迷わず暮らせるようにと
好きな食べ物が書いてったりと、よろずの書というわけで。

そんな雑多な生々しいところが、好きなのかも。
そこには、なんでもござれ的なたくましさや、解放感や活力があるから。






木簡の中にある「瞬発と躍動」を浴びたいから、
また木簡を書いて書いて書きまくろ~っと。


今日の1曲は、久々に聴きたくなった ThePianoGuys






コメント (8)
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