心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

形臨、意臨、背臨

2012-11-09 | 木簡
                          (半紙)


禅語の「照顧脚下」 しょうこきゃっか。 
自分の足元をちゃんと見なされ、の意。

書道教室で参考に書いてみたもの。
木簡風(右)と、ちょっとお茶目にした木簡風(左)。

臨書には、形臨、意臨と背臨とがあり。

形臨は、原本の形を真似て
意臨は、原本の意図を汲み取りつつ
背臨は、原本を見ないで、作者の作風を自分自身のものとして書くもの。

「お習字」では、ほとんどが形臨、そしてそこから先が、「書」と思っている。

書は、形をそっくり同じに書けば完成ではなくて。
そこに書き手の思想、感情、世界感、つまり体温を感じる作品が「書」なのかな。

体温を感じる作品が書きたいなぁ 


12月まで、追われる日々が始まりまして。
ブログ更新がない日もあるかもしれませんが、ぼちぼち元気にやっとります。
皆さまも、お風邪など召しませぬよう、お過ごしくださいませ 
コメント (2)
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