心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

無功徳

2012-11-29 | 禅語・般若心経
                   (半紙)


久々に禅語。「無功徳」むくどく

功徳とは、よいこと、よいことをすること。
よいことは見返りを期待せず、打算や下心を捨てて無心で行うべし、とな。

(参考:ふっと心がかるくなる禅の言葉 永井政之 監修  永岡書店)

ところで。
その時は、相手に良かれと思ってやっていたことも
受け取る側にしたら違っていたりなんてことも。
今どきは、よいこと、というのも、人によって感じ方も違うというか。

私が子供の頃の人と人のつながりは、人情やおせっかいもそのまま、
ありがたさと面倒臭さとも付き合いながら、
強さとかやさしさとかぬくもりを、肌で感じていたような 

いい人になりたいなんて、思わない方がいい。
それよりも、素直だったり情けなかったり、ずるかったり一生懸命だったり
歌っていたり踊りだしたり、もっともっと、大らかでたくましく生きたいなぁ 

それが無功徳、それも無功徳 

久々にそんな風に思えた今日の1曲は、
Mumford and Sonsの  Winter Winds

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