心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

学ぶは永遠不滅なり

2008-05-08 | 書の話
                         「魚」 三種



たとえば魚という字。
何種類の魚が書けるかって考えてみる 

たとえば半紙に書くとして。

1匹か2匹か、はたまた群生か 
川魚か海の魚か。
どこの川のどの辺に棲んでいるのか。
どこの海のどのあたりを泳いでいるのか 

気持ちよく泳いでいるのかとか、敵に追われているところなのか・・とか。
恋をしているときだったり、子育て中だったり。。。


  ← なんか情けない感じ?の魚


魚という字を書こうとすると、あれこれ空想が止まらなくなる 

どんな魚が生まれるのか。
感じるままに形にしていって、そこで出会った魚と仲良くなりたいなぁ。

でも、まずは書かなきゃ出会えない。
気に入らなかったらまた書けばいい。
書いて書いて書きまくる。
すると、思いも寄らぬ魚と出会えることもある 

大事なのは、どれだけ長く楽しめるか、深く関われるか・・かな。

魚って一字でそんなわけだから、古典の臨書の勉強を考えたら
まったく・・「学ぶ」は永遠不滅なり~。

あ~こうしちゃいられない 

人の出会いや関わりも、永遠不滅・・どこか似ている気がします。 


コメント (4)
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