心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

誰かの喜ぶ顔が見たくて

2008-05-04 | つれづれ
                      
 

絵手紙は、本来は送る相手がいるってことを想定して描く。
そして何より、日常の中の遊び心が大切 

巷では、画面いっぱいにはみ出すように描きましょう
筆は一番上を持って、震えるような線で描きましょう
用具はこれで、文字も隙間なく大きく書きましょう・・・が決まりごと。

でも、私はどうもそれが苦手 

だってみんながみんな、力強い絵が好きとは限らない。
鉛筆の細い線が好きな人、濃い墨の太い線が好きな人、
原色が好きな人、淡い色が好きな人、繊細な絵、逞しい絵・・と人それぞれ。
その日の気分や、昨日観た展覧会に影響されてる日もあったり。

ただはじめの一歩には、わかりやすいっていうのもあるのかな。

でも、きっとなんでもそう。
はじめの一歩を越えたら、視点や思考を変えて、自分の頭やからだや感性を
使ってあげなきゃ。

そして大事なのは、たとえば絵手紙なら、送る相手の喜ぶ顔や、
驚く顔を見たいっていう遊び心。

たとえば↓みたいに。
初めに左のはがきを送って、次の日に右を送る→つなげると1枚の絵に~とか。



                  (鯛は鯛でも金目鯛)   


そう、きっとなんでもそう。
誰かの喜ぶ顔が見たくて、驚く顔が見たくて、ものづくりは始まる 

響きあいやご縁も、そんな思いからつながっていくような気がする。



コメント (9)
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