心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

年賀状は贈り物

2007-11-06 | 年賀状・お正月
                写真上:「和」の字 
                下・左:甲骨文「子」の字四種
                下・右:甲骨文「福」「壽」 



書を始めてからは、毎年手書きの年賀状を書いている。
以前は300枚位だったけど、今年は200枚位かな。もちろん宛名も手書き。

失敗なんか気にしない。
たとえば下手は下手のままでも、生き生きと書けていればいいと思う。

よく私は字が下手だから・・と控えめな方がいらっしゃる。
私は基本的に、「下手な字」というのはないと思っている。
ただ「雑な字」、「心無い字」は確かにある。

自分は下手だから・・と思う人は、ゆっくり丁寧に書けばいいの
心を込めて書いた字は、ちゃんと相手に伝わるから。

本来は新年の慶びを元旦に書いて投函するものだったのに、今は元旦に
着くようにとした処から、何だか師走の忙しい時期にせわしなく書いていたりする。
けれど本当は年に一度の年賀状くらい、ゆっくりと落ち着いて一人一人相手の
顔を思い浮かべながら、書きたいもの

だんだん人との関わりが希薄になりつつある時代だからこそ、活字や印刷物ではない、
体温のある贈り物として、年賀状を書きたいなぁって思う。

だって、決まりきったことばが印刷された年賀状って「あ、はい」で終わりでない?
下手でも、もらった人は書いた人のことをちゃんと思い、感じ、ちょっとだけ
クスッと笑い、それでもうれしいって思うはず。
大事なのは、書く人ももらった人も相手を想う気持ち。

ね?だんだんその気になってきました?
よっし!今年は手書きで年賀状!って。 ぜひ~。親しい方にだけでも。
きっと、喜ばれますよん

コメント
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