心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

どうにかなる

2007-11-01 | 


うちの猫やインコたちを見ていると、
本当はどんな風に生きたかったのかなと思うことがある。

みーにゃは、生後2ケ月位の時に散歩中に道端で鳴いているところを、
もう1匹のぷくぷくは、台風の激しい夜、一晩中どこかで鳴いている声がして、
その夜はとうとう見つけられず、翌朝気になって探していたら、
駐車場の車のタイヤの上で、猫なのに「ウキーッ」って声で鳴いていた。
3ケ月位のぷくぷくっと太った仔猫だった。たぶんお母さん猫からはぐれたのかな。

それぞれ家族と離れて私のところへ、あるいは拉致されて?来たわけで、
あの日私と出会わなかったらどんなニャン生だったのかな・・って。

そんな私の感傷を知ってか知らずか、彼女達の日々の欲求のほとんどは食べること。
そして時々遊び、虫を追いかけ、よく寝ること。

それでも日々小さなストレスはあるみたい。
猫同士、お互い目の上のたんこぶのようで、あまり仲良しとは言えないし、
たまには何となくイライラすることもあるよう。

でも、無防備にお腹を出して寝ている姿を見ていると、
「まぁ~ったく、いいねえ呑気で」とニマニマしてしまう。
「どうにかなるさ」って思えてくる。

何かに必要以上にこだわったり、求め過ぎると、自分が苦しくなるばかり。
何かを諦めるんじゃなくて、いらないものを思い切って捨てると、
何かが変わってくるんじゃないかなって思う。

どうにかなるさ~位の気持ちを持てたら、いろんなものが両手を広げて待ってるかもよん。
コメント
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