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心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

帽子・彫金・書 コラボ展 今日から~

2014-06-25 | 書展・展覧会情報

楽しみにしていた、帽子・彫金・書のコラボ展が今日25日から始まります

昨日は、帽子の岩元けい子さん、彫金の赤川広幸さんと助っ人でお母様、
そして私の4人で、午後から陳列作業をば。

帽子は岩元さんと、帽子教室の生徒さんの作品もあわせて約150点。
赤川さんの作品は、銅の作品、簪も入れると12点。



岩元さんがこのどこか祈りの姿にも似ている作品に惚れて、今回のコラボに 
私も、4月の蘭秀会書展に展示した「叶」シリーズから、
やはり岩元さんにこの機会を頂き 

もともとは、岩元けい子さんと帽子教室の皆さまとの
「デビュー・私に似合う帽子展-岩元けい子と仲間たち-があって、そこに
赤川さんの銅の作品、そして私の書が参加した形です 

そんなわけで、今回のテーマは、「叶」(かなう・かなえる)になりました。


ところで、「叶」という字は、口に十と書きます。 
十(じゅう)は、十人の言葉・意見が集まって、の意味があります。
「十分」というように、「たくさんの」という意味です。

そして「叶」は「協」の古字でもあります。

つまり、たくさんの人が調和し協力すれば、夢はいつか叶うということなのかな、と。

そうそう、十(じゅう)は(+)プラスという解釈もできるような。
日々のちょっとした何気ない出来事も、プラス思考でいられたら
いつか自分を叶えることができると思えてきませんか~。

はてさて、どんな風になるのかな~と、わくわくどきどきでしたが、
3つの違う世界が融合する、私たちにとって居心地のいい空間ができあがりました~


今回のコラボ展が、お越し下さった皆さまも含めて、それぞれの願いや夢を
叶えるきっかけになれたら嬉しいです。

私は土日しか会場にいられそうにないのですが、その時は会場で何かしら書いているか
一緒に書く場を設けますので、お気軽にお声かけくださいませ~。

どうぞよろしくお願いいたします。

詳細は⇒ここをクリック






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帽子展にコラボで参加します

2014-06-19 | 書展・展覧会情報
                       「叶」 (部分)

昨年と今年の蘭秀会書展にお越し下さった、帽子作家の岩元啓子さんから、
嬉しや楽しや~のお誘いを頂きまして 

来週から始まる「デビュー・私に似合う帽子展 -岩元啓子と仲間たち-」に、
私の書と、彫金作家の赤川広幸さんとが、コラボで参加させて頂くことに 

初めお話を頂いたときは、帽子と書・・という思いもよらない展開に
少々戸惑っていたのですが、何度かお会いしてお話をしているうちに
考えていることが似ていたり、響き合うところがたくさんあって 

話し出すと、あんなことやらこんなことやら、どんどんやってみたいことや
アイデアが広がって、時間が経つのを忘れてしまうのでして。
さてそんなわけで。

実はこのコラボのお話を頂いたのは、展覧会のDM完成後なので、
私も赤川さんの名前はないのですが、岩元さんの帽子と、
帽子教室の生徒さんの作品約150点、銅を使った立体作品を出品される赤川さん、
そして私は「叶」シリーズを。



そもそもは、生徒さんたちのデビューの夢を叶えてあげたいという
岩元さんの思いがスタート地点、そして赤川さんの「祈り」を想わせる作品、
でもって、私の「叶」ということで、「願いを叶える」がテーマです。

私も帽子は好きでいくつか持っていますが、工房にお邪魔した時に
見たこともないような帽子がズラリ~で、わくわく


モデルは岩元さん 

夏物の涼しげなクロッシェからベレー、キャスケットとかとか、
帽子って、被ると全然雰囲気が変わって、どれも素敵でした~



工房には足踏みミシンが2台、ここではほとんどが手縫いで作っているそうです。


帽子を作る時の木型の棚とか


待ち針とか並んでる糸とか~懐かしくて思わず


工房はなんだか居心地がよくて、つい長居をしちゃうのでして。


さて、というわけで、場所と日時のご案内です。 ギャラリー スペース游



交通の便はあまりよくなくてですね 
アクセスはこちらへ


会場では、気軽にかぶり方を教えて頂けるコーナーや、
28日(土)には私も、その場で今の思いを文字にしてみませんかという
ワークショップをば。

お越し下さった方にも、何かの形でこの展示会に参加して頂くということで
それぞれの「楽しい」「楽しむ」を体感して頂けたら嬉しいです。

そんなに広い会場ではないので、特に何時からという風にはしないで
随時ご参加頂けるようにしたいと思っています。(参加費は材料費のみで300円)

お近くにお越しの機会がありましたら、ぜひ遊びにいらしてくださいませ~。


ギャラリーのあるメイプルホールは、ライブスペースや、雑貨 エヴァ・ロッタ
そして今の季節は風が心地いいビアガーデンもある CAFE SMASH もあって、
以前から私のお気に入りスポットです ♪


今日は長々と・・におつきあい下さいまして、ありがとうござりました

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第10回書道蛟龍會展と第5回采真書社展 レポート

2014-06-15 | 書展・展覧会情報


すっかり遅くなりましたが、先日お邪魔した第10回書道蛟龍會展と采真書社展のレポートをば。

まずは、「千人に一人の友」。
蛟龍會を主宰されている石川芳雲先生の著書「ほっとする聖書のことば」の原作品から。

穏やかな笑みを感じる作品は、やさしい気持ちにさせてくれます 

ここんとこお疲れ気味のせいか、どうも気持ちが空回りしとりましたが、
改めてこの作品を眺めていたら、ふわぁ・・少し肩の力を抜こうぞよ~となるのでして 


「神は人の内にある清いもの」

このことばは、禅の「明珠在掌」(みょうじゅたなごころにあり)に通じるような。

明珠は透明で曇りのない珠玉のこと、そしてここでは「仏性」「仏心」を明珠になぞらえていて
自分の中(手のひら)にある仏性に目覚めて生きよ、の意味と。
(「ふっと心が軽くなる禅の言葉」永岡書店より)

でも禅語の仏(神)は、自分自身であり、聖書の神(仏)は神自身であるような。
(宗教について論議するつもりはないので悪しからず  )


さて、このほっとする・・シリーズには、ほっとする禅語や、論語、空海のことば、
仏教の言葉、良寛さんの般若心経、老子のことば・・と、二玄社書店から色々出ています。

そして、こちらも石川先生の、いつもながら自詠の詩を書かれた作品。



宮山一琴氏も、山梨に行かれた時の感激を詠まれた作品。


島村雅春氏


二宮奇龍氏



そしてそして、母の師でもあり石川先生の師でもあられた中平南谿先生の作品はこちら。



クリックで拡大→

鏡湖水如月,耶溪女似雪。 新妝蕩新波,光景兩奇絶。

鏡湖は水が月光のようにすみ,耶溪は女むすめが雪のように色白。
初々しい化粧姿はすがすがしい波間にうつる,その光景はどちらも比べがたく素晴らしい。
(訳はこちらから拝借)

一字一字、そして全体と、飄々とした心憎い洒落っ気、格調の高さに唸るばかり 
やっぱり、中平先生の作品はいいなぁ・・と、最近益々惚れ惚れしとります。


さて、この日は別の階で開催中だった采真書社展にもお邪魔しました。
采真書社は鈴木春朝氏が代表の会。
今回も同じ形式、同じ色合いの表具がずらーっと一堂に佇む会場は、静かで繊細な印象ながら
それぞれの作品からは、情の熱気が伝わってきました。
(撮影は了承頂いていますが、掲載NGでしたらご一報下さいませ

鈴木春朝氏


内之倉梅谷氏



殿村藍田氏の作品、実は好きです 




独立書展やまだ開催中の書展のおしせは⇒こちら
7月は毎日書道展やら、まだまだ書展は目白押し~。

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出羽律子さん布モノ作品展 とか

2014-06-10 | 書展・展覧会情報

先週から関東も梅雨入りしたと思ったら、大雨に。

週末も電車のダイヤが乱れてたり、一部運休もある中、
母もがんばって一緒に銀座での蛟龍會書展⇒采真書社展へ。

その後母と別れて上野での木梨憲武展×20yeas⇒表参道での出羽律子さんの布モノ作品展へ。
どちらもどうしても行きたかった展覧会。

最初の画像は、出羽律子さんから届いた展示会のDM。

そして~こちらは会場風景と、今回購入させて頂いたパスケースのような。
私は名刺入れにしよかな~と早速入れてみました~ 
にゃは。かわいい 



以前、知人の井筒真喜子さんが渋谷Bunkamuraでのクラフト展に品されていて。
(今年も井筒さんは7月2日~5日同会場1階ギャラリーに出店されるようです)
その会場に出品されていた出羽さんの、楽しくて不思議な形のbagや小物入れ等々に 

その時は拝見するだけでしたが、帰宅してからどんどん恋しくなり。
今回ようやく会場で、出羽さんともお話しすることもできて 

 ─何かイメージやモチーフはあるんですか?
 ─特にないんです。思いつくままというか。
 ─どこかかたつむりに似てるような気がするんですけど。
 ─時々そう言われますね。

手の赴くまま、自由でのびやかで遊び心いっぱいの作品は、どれもわくわくうきうき~
そして、作品たちとやっぱりどこか似ている出羽さんは、とても気さくでかわいらしい女性でした~

会場は ここ 6月18日まで。


でもって、その前に行った木梨憲武展は、入場に40分待ち、会場内もすんごい混んでいましたが
待ってた甲斐あって、こちらも私にはど真ん中~に好みの作品ばかり。

特に FLOWER というシリーズのブースは、暗くした部屋に、作品にだけすごく明るい白い
スポットライトが当てられていて、やさしく静かな存在感が引き立ち、
その展示方法も効果的でしたが、アクリルで描かれた作品の色合い、質感、タッチに、
しばし立ち尽くすほど、きゅんきゅんに好きでした 


上段がFLOWERシリーズ。 

20年分の作品とはいえ、上野の森美術館にびっしり展示された作品数は圧巻。
作品のテーマやタッチも様々で、色鮮やかだったり、立体やオブジェもあり、見ごたえあり。
中でも「手」「友達」といったテーマの作品は、木梨さんのお人柄を思ったりしました。

グッズ売り場も入場制限かかるほどで、私は図録だけ購入。
で、これって載せていいのかな・・小さくするのでごめんなさいです。
(関係者の方、NGでしたら、ご一報ください

上野の森美術館は会期終了、7月より全国巡回するそうです。


相変わらず強行軍の展覧会巡りでしたが、ぎゅっと詰まった充実した1日でした~。
蛟龍會書展と采真書社展レポートはまた次回。
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6月の書展情報 第10回書道蛟龍會展は今日開幕

2014-06-03 | 書展・展覧会情報

母の兄弟子でもあられる石川芳雲先生主宰の蛟龍會展が、今日から
東京銀座画廊・美術館で始まりました。

石川先生は、現在日本書道学院長、書海社参与。
書海社は母もかつて在籍させて頂いていましたが、松本芳翠の正しく、美しく、
格調高い書を標榜、私なぞ憧れるばかりで一番遠い世界・・

拝見するたびに、ちゃんと勉強せねば・・と反省と焦燥に駆られるのして
今年も心を入れ替えるべく、ぜひお邪魔したいと思います。

これまでの展覧会の模様、石川先生の作品等は
ここを→クリックでずずいと下まで。

母の師でもあられた中平南谿先生の作品や、石川先生が書を書かれた本、
「ほっとする聖書のことば」(二玄社書店)の原作品も展示されるそうです。

石川先生は、書いて覚える草書のドリル はじめ、暮らしの毛筆百科など著書 も多数。


さて、毎年この蛟龍會展と同時期に開催の、鈴木春朝氏が代表の采真書社展はじめ、
目白押しの書展を一挙ご紹介。 全部は伺えそうにないですが、どれも興味深いです。















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石渡鵞遊さんの七つ星展

2014-06-02 | 書展・展覧会情報

昨日は、杉並たてもの応援団の代表でいらっしゃる、石渡鵞遊さんの
個展に、お邪魔しました。

これまでも、とても貴重な建物や住居などで開催されてきましたが、今回は、
1974年、象設計集団創始者の一人、富田玲子さん設計による
ドーモ・アラべスカと呼ばれる個人宅を2日間お借りしての開催。


外観/玄関/玄関から望むリビング

お庭の大きな木が、すぐそこにずーんと伸びている様子が、大きな窓の外に迫り、
小窓や、淡いピンク色の漆喰?が塗られた丸みを帯びた壁、段々になった天井、
細部まで、見たこともない、わくわくするような遊び心が散りばめられていて。

大好きなフンデルト・ワッサーの建築にも繋がるような 

 ワッサー氏の建築

最初の画像は、2階へ続く階段と、踊り場にある棚に飾られた、丸い灯りの作品。


1つ1つに色々な書風の「光」の文字が。あたたかで幻想的な空間でした。


今回のテーマ「ななつぼし」の作品。




そして、アラベスク風に書かれた「あめつちほしそらやまかわ」(左)と、
千字文の一節が書かれた、灯り作品。



象設計集団のHPにこんなことばが。

 あいまいもこ

 あいまいもこは、限定されないで、どっちつかずで、はっきりしないことです。
 建築か庭か街、内部空間か外部空間か、建物か衣服か、遊びか仕事か、
 今か昔か未来か、完成か未完成か、株序があるのかないのか、部分か全体か、
 本気か冗談か、生徒か先生か、誰がデザインしたのか‥‥‥
 私たちはこのようなことがらについて、あいまいもこな世界に住み続けていきたいのです。


うんうん  と、読んでいて、楽しくなってきました。

日本文化の多くは自然に教示されたもので、つまり、1+1=2といった明確な線引きではなく
たとえば人と人の、生身のいわゆる「あうんの呼吸」が存在していて。

つまり、常に完璧でもなく、完成もなく、その都度が唯一無二のご縁だったりするような 

この「あいまいもこ」のお話は、日本人が日本人らしく生きられる故であるような
そして現代を生きる私たちにも、とても大事なメッセージであるように感じました。

そう感じたあとで、この空間と鵞遊さんの作品をもう一度拝見すると、
洋のような空間なのに和のような世界に、あいまいもこな悦びを感じ、
なんとも心地よい空間に、去り難しを感じました。

次回はどんな会場で開催されるのかしらん、と楽しみに致しております 

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香彩さんの個展 閃書展レポート

2014-05-30 | 書展・展覧会情報
                        「夢」

ここんとこ、あれこれありまして
大変に遅くなってしまいましたが、先週伺った香彩さんの個展レポートをば。

香彩さんとは、ブログつながりでご縁を頂き、蘭秀会書展にお越し下さったり、
お住まいが国立市ということで、私も幼少の頃国立に住んでいたということで
共通の話題もあり、個展を開催されると聞いて、楽しみにお邪魔いたしました 

久々に訪ねた国立駅は、新しく立派になっていてびっくり。
まだ工事中のところもあり、赤い三角屋根の駅舎は最後に戻ってくるとか。
完成したらまた行きたいです。

さてさて、早速個展会場へ



会場に入るとすぐ目に飛び込んできた作品がこちら。「一筆入魂」。
サイズは120×120。



個展を開こうと思ってすぐにこの作品を書かれたと。
ブログで拝見している作品とはまた違う、力強く気合の入った作品に
背筋が伸びました。

そしてこちらは一転、かなの世界。亡くなられたお母様の焼き物との
コラボ作品も素敵でした♪







最初の「夢」も素敵でしたが、この「夢」も、一画目の点がぽわんと滲んでいて、
夢のイメージが広がって好きです。


こちらは「香り」。ラベンダーをイメージされたそうです。
拝見していると、ラベンダーの香りがしてきそうです




そしてそして。 香彩さんは篆刻もされるとのことで、多彩な作品にわくわくしました。
こちらは千字文を。まだここまでとのことですが、是非いつの日か
全文完成を楽しみにしていま~す



篆刻もですが、釈文の楷書も美しや~



確か、注文も受け付けていると伺ったような (違ってたらごめんなさい


ブログ掲載作品を中心に、50点以上。
毎週末、山登りにも行かれているアウトドア派でもいらして、
出かけた山々の名前の作品もありました。
まだまだある作品は、香彩さんのブログ 香彩日記へ 

お邪魔した時は、山好きの素敵なご主人様と新婚のお嬢様ご夫婦もいらしていて、
ご家族皆さまに穏やかで温かいお人柄を感じ、心地よいひと時でした

香彩さん、ありがとうございました 
レポートがすっかり遅くなってごめんなさいです 


子供の頃歩いた富士見通りには、当時からある西友もお洒落な外観になっていたり
素敵なカフェや雑貨屋さんも並び、ゆっくり散策できたらよかったのですが、
いつものことながら、次なる展覧会へ 

続きはまた次回。



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木梨憲武展×20years

2014-05-20 | 書展・展覧会情報
                        画像はHPより拝借 


ちょっと行ってみたい展覧会の一つ。 

木梨憲武展×20years INSPIRATION 瞬間の好奇心




 会期:5月20日(火)~6月8日(日)

 会場:上野の森美術館

 展覧会公式ホームページ

以下、HPより拝借 

 描きたいものを自由に描くスタイルで、20年ほど制作を続けている木梨。
 作品の多くは、ポジティブなモチーフや単語が画面上に描かれ、
 大胆な色使いや構図で構成される作品、緻密で繊細な描き方の作品、
 遊び心の溢れる肩の力が抜けたようなオブジェなど、
 テイストの異なる作品が多いのも特徴です。
 その自由な感性と鮮やかな色彩の作品は、見るものに元気を与えます。

 本展では、制作を始めた1994年頃の作品から最新作までの約20年の間に
 制作された絵画を中心に、ドローイング、オブジェ、映像など、
 約200点を超える作品の数々で、独創的な「木梨ワールド」を展開します。


楽しそ~ 








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5月の書展情報あれこれ

2014-05-13 | 書展・展覧会情報

新緑に囲まれて、体を抜ける風も気持ちのいい季節になりましたねぇ。

年々、何をやるにもど~にも遅くなってきたこともあって、
なんだかいつも追われてる感から解放されない日々 

そんな中でも、私なりのリラックス方法のひとつは、展覧会巡り。
というわけで、5月もお邪魔したい展覧会あれこれをご紹介します。


まずは、石田象童展と、同時開催の失語症の方の書道教室展。

石田氏は、抽象作品を多く発表していらっしゃり。
モダンで、音楽が聞こえてくるような、そして穏やかでやさしい世界を感じます。


地図→  新聞記事→ (それぞれクリックで拡大)

石田氏関連記事は ここをクリック (ずずいと下までどうぞ~)



続いて、茅花展。ここからは会期順にご案内します。

拙ブログにも何度もご登場頂いている石井抱旦氏も出品されています。






そして、ブログつながりの 香彩さん の「香彩閃書展」。
せん書でも、ひらめき書でも、呼び方はどちらでもOKとのことですが、
香彩さんの自由な発想での作品を楽しみにお邪魔したいと思っています。

 


 会期:平成26年5月23日(金)~26日(月) 10時半~17時

 会場:JR国立駅から徒歩約5分のフレンドギャラリーKUNITACHI

クリックで拡大→



そして、石渡鵞遊さんの個展。
古き美しき建物を残そうという活動をされている杉並たてもの応援団
代表でもいらっしゃり、これまでの個展も、古い貴重な家や建物を会場に。

今回も素敵な空間のようで、作品とのコラボ、楽しみです 
会期は5月31日と6月1日の2日間と短いのですが、ぜひ伺いたいと思います♪
会場については、ブログのコメント欄等からお問い合わせくださいませ。





最後に、書道博物館で開催中の「美しい隷書」。
大好きな中村不折の作品も拝見しに行きたいと思っています。




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賀墨展レポート

2014-05-12 | 書展・展覧会情報

先週末、11日まで開催されていた城所湖舟先生のご社中展、
賀墨展にお邪魔しました。
会場からは遠く海も見え、横須賀の風を感じることもできて気持ちよかったです。

早速、作品をご紹介をば。

最初の↑作品は、麗川氏の「望雲」。
遠くより家族を思う心という意味があるとのことで、
添えられたことばは慈しみ深く、心に響きました。

守谷氏


「游雲驚龍」


「與天久長」



今回横須賀市長賞を受賞された植草凌花氏の「慶仁」。


最上祥子氏 「齋紫敗素」。



そしてこちらは、「美」をテーマにした小品。

麗川氏「醜美」


醜が大きくて美を小さく書かれていますが、一歩下がった「美」は、
あばれる「醜」をさりげなく支えているように感じました。
表具も素敵でした。

この「美」の存在感は正に、麗川氏のお人柄を感じたのでして
何をしても未熟者の私なぞのこともお心にかけて下さり、
改めて感謝の思いが沸々と 


こちらは植草凌花氏の「美」。
元気よく走り出しそうな躍動感と明るさを感じて、好きです




今回も大作もあり、様々な書法の作品を拝見できてとても勉強になりました。
たくさん刺激も頂き、おっし、わたしもまたがんばろ~っと 



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