あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

『運命の人』最終回

2012年03月19日 | 長谷川博己

最終回長谷川さん出てないしカテゴリーをどうしようかな?と考えたけど

いままで長谷川さんにしていたので最終回もそのままで・・・

 

最終回2時間スペシャルの殆どが沖縄が舞台だった。

初回崖から転落する弓成を見てあぁー自殺するんだ!と思っていたら9話にそれを見ている人が居て、なんだ、助かるんだ・・・って、視聴者を惑わして引っ張った? 

なんか騙された気分だ

 

弓成を救ったのが昔米兵に乱暴されたトラウマを持つミチだった。

ミチの叔父の家で暮らし始める弓成だがあっと言う間に5年が経つ。

ミチは弓成にほのかな愛情を抱き始める。

そんな中叔父がガマと呼ばれる洞窟へ案内する。

上陸した米兵の追跡を逃れて多くの人が洞窟へ避難したのだが・・・。

戦争末期、人の生死を分けるものはほんの僅かな偶然かもしれないのだ。

生き残った者は、自分が生きている事に後ろめたさを感じながら辛い毎日を過ごす事になる。

だが地上戦の悲惨な体験をした沖縄の問題は、この最終回で2時間かけても語り尽くせるものではない。

その上戦後は基地問題も重なり、様々な犠牲を強いられ続け、今もって問題解決は程遠い状態だ。

 

しかしドラマの最終回って何時もチマチマッと纏めて終わる事が多いけど、今回も時間は2時間取ったけど、最後は皆サササッとハッピーエンドでまとめ、どの問題もチョット消化不良。

 

モデルとなった西山記者は今も健在でドラマの感想などを述べて居られる。

今のアメリカとの従属的な関係も、この密約から始まったのだと、現在に至るまで何も変ってはいないと言われている。

奥さんとも離婚はしていないし、ドラマでも離婚の設定は出来ないよね。

 

じゃあ長谷川さんが演じた鯉沼玲の存在は・・・?

鯉沼は原作でも出てくる人物らしいけど【原作、読んでません】ドラマの中で奥さんの立場に配慮して少しでも色を付けるため・・・、って何かで読んだ。

耐えて耐えて凌いだ奥さんにも少しでも救いが欲しかったのかも。

そんな玲ちゃんも、支えるだけ支えて最後にポイッはチョットひどいよねぇ~

でもお別れの瞬間まで笑顔はステキでした

 

このドラマを見て所謂メディア、特に週刊誌の取材のやり方の強引さは今も変らないなと思う。

そして大衆は物事の本質を見ないで興味本位に流される。

ドラマを見てメディアが取材方法を考え直す・・・、って絶対ないよね

 

 

日本の国の有り方を真剣に考えている政治家っているのかなぁ~。

それなりに考えてはいるんだろうけど・・・。

今の政治家で本当に信じられる人って誰だろう

 

色々考えさせられるドラマではあった。


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