健康100話（296）：座る、立つ、呼吸を意識すると！

私達が、健康づくりをおｋなう際に、真っ先に考えるのは「何を食べたらいいか？」という事だと思います。

「○○には何が良い」
早い話が「納豆は身体に良い」とか、そのような話です。

テレビなどでそんな情報が流れると、スーパーで売り切れるなんて話もよく聞きます。
（ある情報バラエティー番組の関係者に聞いた事があります。ある筋から売りたい食品を聞くと、その食品を売る為にそのような話を作ると！）

でも、ちょっと考えてみると、特定の食品が万人に必ず「効果」を表すとは考えにくと思いませんか？。
効く人には効くけど、変化の出ない人もいます。
そして、期待とは逆の結果が出る人もいますよね。

だから、健康に関して「お金」になる情報が流通していて、「お金」にならない情報は、ほとんど出回らないのが実情なんです！。

でも、実はお金にならない情報の方が「先に知らなければいけない」事が多々あるのですよ！。

その１つが、「立つ、座る、呼吸」という自然に、無意識におこなっている行動を、１度意識しておこなうという事は、食べ物どころか「魂」が入っている「器」を磨くという行為になります。

立つという姿を、１度鏡に映して見たり、目を閉じて立っている時の感覚に集中してみましょう。
すると、左右どちらかの足に体重が片寄って乗っていたり、肩が無意識に力んでたり、鏡に映る自分を見ると、姿勢が歪んでいることに気づきます。

座るを意識すると、お腹に力が入ってなく、背中が丸くなっていたり、足を横に出して歪みを作っている事に気づくかもしれません。

深呼吸をすると、いかに「肺」を十分に使ってないかを自覚します。

つまり、日頃の自分を見直す行為になるのですが、これがとても「軽く」扱われているのが、今の健康情報の実情です。

自分が悩む「症状」には、必ず普段の生活の中に原因があります。
その自分を知らずに、物に頼っているばかりで、本当の解決に繋がるはずはありません。

「立つ、座る、呼吸を意識する」事は、健康法の始めの１歩だという事をお伝えしておきます。