

皆様「新年明けましておめでとうございます」
暖かな年明けでしたが、今日三日は寒さがぶり返しているようです。
さて、本日「門松の」お話し。以前はその由来に付いて書きましたので
今回は門松に使われている「竹」に関するお話しです。
写真のように


門松に使う「竹の形には、斜めに切った「削ぎ」とまっすぐに切った「寸胴」とがあるようです。
削ぎ・・・・・・横から見たときに「笑っているようにみえる」
寸胴・・・・・・まっすぐに切ってあるので、中に「お金」などを貯めやすい。
銀行などは「この寸胴」を飾る習わしがあるようですが。あまり見かけませんね。
削ぎ・・・の方が一般的であるようです。
さて、三本の「竹ですが」
それぞれの長さが7:5:3の比率になっています。
奇数は「割り切れない」つまり永遠に数字が続くということで、縁起が良いとされているのですね。
また「竹の裾」には荒縄を巻きますが、その巻く回数も決まっていて、
下・7回 中・5回 上・3回・・・と、巻くのだそうですが
1番長い竹と7回巻いた荒縄は男を表しています。
1番短い竹と3回巻いた荒縄は女を表しています。
真ん中の竹と5回巻いた荒縄は、仲を取り持つという意味があります。
3本にはそれなりの意味があったんですね。
一月一日・・・という題名の小学唱歌
年のはじめの 例(ためし)とて
終(おわ)りなき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門(かど)ごとに
祝う今日こそ たのしけれ
今は門松を立てる家も少なくなりましたね。
新春を迎え今年の年神様が山から里へと降りてこられる。
その際、立ち寄られる目印になるのが「門松の松」であるとか。
日本の習わしは「農耕」と深い関わりがあるようです。
さて皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・


拙いブログですが
本年も何卒宜しくお願いいたします。