中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 86 門松は冥途の旅の

2012年01月02日 14時39分58秒 | 日記
   録画しておいた「紅白」を観たり聴いたりしながら・・・の今日です。
   
   ***門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし***
   お正月を迎えて一つ歳をとる。そんな頃の「歌」よ~~くできた歌ですよねぇ!
   
   そんな訳で(どんな訳やら!)今日は門松・・・と言う日本の風習・・・文化について考えてみました。
   文化・・・特定の地域の中での「言語」「習慣」「風習」「祭り」「芸能」などを言うのですが
        ・・・街角インタビューなどでは、大方の方が答えられませんよね~~!(^-^)
   そうですよね。文化について毎日考えているわけではありませんもの。
   
   そう「門松」もそんな「文化・風習」の中の一つになってしまいました。
   写真のように「門松」は松や竹を中心にして作られています。これは日本中何処であっても手に入りやすい「常磐木」ですよね。
   常磐・・・長く変わらないと言う意味合い・・・故に常磐木とは年中緑の葉を付けている松、杉のことを言うのだとか。

   変わらない、というのは「目出度いこと」

   で、門松は歳神様が宿るところとされ。歳神様をお迎えするために門、あるいは玄関に飾るのですね。
   歳神様・・・農作を守る神と家を守る先祖の霊が同一視されたものとか。
   天候にあらがえぬ日本人の生活、神に平穏を祈り豊穣を願った昔の人々の謙虚な姿がうかがえます。

   門松も、今では旅館とか神社とか大きなお屋敷とか・・・そんな特定の場所でしか見られなくなりました。
   日本の文化・風習が廃れていくのは残念なことです。
   かく言う私も、日本の文化を大切にしているとは言えない一人なんですが。
 
   念頭にあたり、昔を少し顧みて・・・みました。

   昨日辰年元日・・・ブログ開設100日目と表示されました・・・へ~~!めでたい!
   
   



   
 

   

   
コメント (2)
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