<良い人生を送るためには>
私たちが、社会生活をしていく上で、目上への礼を欠き、周りの人々に『お互いさま』の感覚を忘れたのでは、出会いを生かすことはできません。
自分の『性格傾向・ものの考え方』に偏りがあったばあい、良くない結果になることもあります。
それが、顕著に表れるのは、人生の晩年になって、『若さ』の勢いがなくなった折であります。
逆に、世の中のために生きた人は、必ず晩年に実るというのです。 その人の生き方が、晩年に出てくるのです。 (原因があって、結果が出る仕組み―道理)
いつも、身勝手な感覚で生きていながら、人生の帳尻りが合わなくなって、『何とかならないか?』と求めても、それは、無理というものだというものです。
試験で、良い成績を取りたければ、しっかりと勉強をすることであります。 健康に暮らしたければ、正しい生き方をすることです。
真理(世の仕組み、道理)に沿って生きることで、自分自身が、変わっていきます。
自分自身の『人格』(実体)が上がっていきます。 周りから、愛される自分になっていきます。 人から、求められる存在にもなります。
そのようになれば、「全ての出会いが、生きてくる。」ことになります。
『出会い』とは、人、物との出会いなど、いろいろなものがあります。 物を大切にできる人は、必ず心に『愛』(お互いさま、思いやり)があるものです。
当然、そのような人は、人との縁も深まります。
『世の中の仕組み』(道理)を知り、それが重要だと理解し、身につけた人が増えるところに、今という『環境』が生きてきます。
いつも、常に『お互いさま』の気持ちを持ち、少しでも周りの人(家族、知人、会社の人、社会)の役に立てるように生きていけば、自分の人生は好転していきます。
そして、自分のまわり、環境も好転していきます。
そこで、まず自分自身が、心がけるべきなのは、人、物の心を大切にすることだというのです。
『世の仕組み』(真理)を知り、守る大切さが、分かっている人が増えれば、何があっても、人を批判するのではなく、自分自身を修正していこうという思いになります。
それが、自分が持つ『生きる力』(世に役立つ良さ)を枯らさず、引き出していくことになると分かってきます。
こういう感覚の人が増えるところに、世の中(環境)は変わっていくようになります。
この(世に役立つ)『生きる力』は、その人の人生を悔いのないものとするために、一人ひとりの人生を支える力であります。
自分自身に自信を持ち、そして自分の人生を無駄にせず、『花』(良い人生、しあわせ)を咲かせるために、『世に役立つ』自分を目指すことだというのです。
『良い人生』を送りたいと思うならば、『世(周りの人)に役立つ』人となれば、周りから愛され、求められる人になるということでありましょう。(でも、なかなか、難しいなあ。)
真実の愛(思いやり)とは、自分自身が持っている力を、世のために役立たせたいと願う心です。 (うーん。 まずは、『自分のため』にと考えてしまいますねえ。)
そうした気持ちがあれば、人生は『楽しいもの』となります。(そうかもしれません。)