<マクロファージが、主人公 >
地球上に、まず単細胞の生き物が生まれて、そこを出発点に多細胞に向かい、38億年の進化を経て「現生人類。」となりました。
私たちは、2つの生命体を生きています。
生命系の「主人公。」は、マクロファージでありますが、白血球は、顆粒球が60%、リンパ球が35%と残りの5%を占めているのが、マクロファージです。
マクロファージとは、大きいという意味のマクロ、食べるという意味のファージで分かるように、白血球の中では一番大きい「『貪食』細胞。」です。
このアメーバのようなものが主人公であり、私そのものなのです…。
38億年の進化の歴史の中のプロセスで、終始一貫して姿を変えることなく存在し続けてきた『唯1』のものが、「マクロファージ。」であり、 私たちの血液の中に存在しているマクロファージは、原始の姿そのままです。
アメーバのような単細胞生物は、食べる・消化するというような生きるための機能すべてを、1個の細胞でまかなっていました…。
そして、次に消化のための腸を分化させた「二胚葉。」生物に進化して、外皮(外胚葉)と腸(内胚葉)という構造を持つようになりました。
(クラゲやイソギンチャクが、それです)
アメーバは、増やした細胞の機能を特殊化し、外皮と腸上皮をつくりました。
そして、『体内』、つまり外皮と腸外皮の間の内腔では、原始マクロファージが動きまわっていました。
単細胞時代のアメーバのように、原始マクロファージは、異物が侵入したところに遊走し、貪食して退治しているのです。
現在、血液の中に、顆粒球とリンパ球、そしてマクロファージが存在しています。
じつは、顆粒球は、マクロファージの貪食性を高めた細菌処理のための白血球で、マクロファージから進化したものです。
一方、リンパ球は、マクロファージ時代に持っていたもう一つの能力、「免疫能。」を高めた白血球なのです。
(未完)
地球上に、まず単細胞の生き物が生まれて、そこを出発点に多細胞に向かい、38億年の進化を経て「現生人類。」となりました。
私たちは、2つの生命体を生きています。
生命系の「主人公。」は、マクロファージでありますが、白血球は、顆粒球が60%、リンパ球が35%と残りの5%を占めているのが、マクロファージです。
マクロファージとは、大きいという意味のマクロ、食べるという意味のファージで分かるように、白血球の中では一番大きい「『貪食』細胞。」です。
このアメーバのようなものが主人公であり、私そのものなのです…。
38億年の進化の歴史の中のプロセスで、終始一貫して姿を変えることなく存在し続けてきた『唯1』のものが、「マクロファージ。」であり、 私たちの血液の中に存在しているマクロファージは、原始の姿そのままです。
アメーバのような単細胞生物は、食べる・消化するというような生きるための機能すべてを、1個の細胞でまかなっていました…。
そして、次に消化のための腸を分化させた「二胚葉。」生物に進化して、外皮(外胚葉)と腸(内胚葉)という構造を持つようになりました。
(クラゲやイソギンチャクが、それです)
アメーバは、増やした細胞の機能を特殊化し、外皮と腸上皮をつくりました。
そして、『体内』、つまり外皮と腸外皮の間の内腔では、原始マクロファージが動きまわっていました。
単細胞時代のアメーバのように、原始マクロファージは、異物が侵入したところに遊走し、貪食して退治しているのです。
現在、血液の中に、顆粒球とリンパ球、そしてマクロファージが存在しています。
じつは、顆粒球は、マクロファージの貪食性を高めた細菌処理のための白血球で、マクロファージから進化したものです。
一方、リンパ球は、マクロファージ時代に持っていたもう一つの能力、「免疫能。」を高めた白血球なのです。
(未完)
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