チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

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 西部邁師の論(25)。専門家とは、大衆(マス)の「エピゴーネン。」(亜流・追随者):チャンネル桜・瓦版

2016-07-01 21:27:58 |  西部邁師の論
   <西部邁師の論(25)。専門(スペシャリティ)。専門家とは、大衆(マス)の「エピゴーネン。」(亜流・追随者)>

 「総合知。」がないままに専門知の枝葉を広げていくと、知識が事実から遠ざかっていきます。

 「専門主義では、この世の現象・事実のほんの一側面をなでることしかできないのだ。」ということが『失念』されているのです。

 近代精神をますす広く深く浸透する「専門主義。」…。

 人間現象の全体的輪郭を何らかの「総合的。」概念(総合知)によって把握すれば、現象は事実(ファクト)になります。

 『事実』が何であるかがおおよそ分かっていれば、そのある側面を詮索する「専門知。」にも意義があるということになりましょう。

 しかし、「総合知。」がないままに専門知の枝葉を広げていくと、知識が事実から遠ざかっていきます。

 そのうち、統計数値が事実にとって代わり『分析知』が「総合知。」を『僭称』するといった仕儀に立ち至ります。

 一例として社会保障問題において、それに『総合』的に接近するためには、文明論、歴史論、国家論、共同体・社会体論、市場論、財政論などのすべてが欠かせないはずなのです…。 

 それなのに『財政論』だけでその問題を裁断すると、問題そのものが『破砕』されています。

 「専門主義では、この世の現象・事実のほんの一側面をなでることしかできないのだ。」ということが失念されているのです…。





 Ⅿ氏の解(3)。非正規雇用の増加は、インフレ、デフレと関係ない:チャンネル桜・瓦版

2016-07-01 16:44:45 |   M氏の解
     <Ⅿ氏の解(3)。非正規雇用の増加は、インフレ、デフレと関係ない>

 いま大きな問題は、若い人たちが正規雇用に就業できなくて非正規雇用にしか就けないケースが多いことである。

 非正規では、どうしても低賃金になる…。

 非正規雇用が増えていることとインフレ、デフレとは全く「関係ない。」ことである。

 非正規雇用が増えているもっとも根本的な理由は、製造業の技術革新が順調に進んでいるからである…。

 製造業とは、大きな機械装置を据え付けて、そこに工場労働者を配置して物を作り出していくものである。

 本来、製造業は大規模工場をつくって、その大規模工場に定時で人を雇って勤務時間中ずっと仕事をしてもらい、作った製品は販売ルートに乗せるという流れで労働形態が『定期』なので「正規雇用。」をしやすい…。

 しかし、経済が発展していくと技術革新などがあって、それまで1人の人が1時間かけてつくったものが、45分でつくれるようになる。

 そのときに、増産するよりは、人数を「絞って。」いままでと同じ量のものを作っていたほうが得だというケースが多くなってきた…。

 そして世界中でどこでも、ものは充足してきたから「サービス。」を買いたいという需要が増えてきています。

 ここで、製造業とサービス業で何が違うかというと、製造業は「つくり置き。」しておいたものを売れるから、定時で人を集めて大量生産する方が効率が良いのです…。

 ところが、サービス業は、ほとんどの場合売り手と買い手が、同じ『所』で同じ『時間』にいなければ成立しない商売が多い。

 そこで、世界中で製造業の雇用が「減って。」、非製造業の雇用が「増える。」という現象が起きているのです…。

 対人サービスでは、お客さんが入っているときと、入っていないときでは、労働力『需要』が大きく変わる。

 そこで、需要が多いときにはたくさん配置し、需要が少ないときには、少なく配置すればいい…。

 サービス業えは、雇用するにしても、いつも多数の人を雇っているよりも、時間帯、業態に合わせた柔軟な雇用の方が効率も良いわけです。

 そのため若者が就業するときにも、なかなか正規雇用に付けずに『非正規』になってしまうということになるわけでありますよ…。



 安倍政権発足時(2012年)から、アベノミクスは『幻想』と言い続けている:チャンネル桜・瓦版

2016-07-01 10:23:23 | アベノマジック(幻想・イリュージョン)
 <なぜ、初め(2012年)から、アベノミクスは『ダメ』だと言っていたのか?>

 アベノミクスは、「脱デフレ。」をして「インフレ。」になれば、景気が良くなるという経済政策である。

 新聞、放送などマスメディアの報道を見ていると、世論(せろん)はこのアベノミクスを歓迎しているように思えるほどです。

 だが、円安、インフレを進めれば、主に儲かるのは『輸出』産業と『金融』業界である。

 日本のGDPの中で輸出は、今やせいぜい「15%。」程度にすぎません。

 それでいて、輸出産業には今でも非常に大きな影響力があるのは、テレビ、新聞、雑誌など『広告』宣伝の出稿量が『多い』からだ。

 とくに自動車や家電などは、最終消費財として消費者に直接訴えることが必要で、しかも輸出産業としては、昔は羽振りもよかったし蓄積もあるので、広告『宣伝』は派手にやる。

 また、金融業界は、規制緩和によってかなり自由に広告宣伝をやれるようになり、昔やれなかった分まで取り戻そうとして一所懸命に宣伝しているのが現状である。

 輸出産業と金融業界という『2つ』の業界が一緒になれば、新聞、雑誌、テレビへの広告宣伝の『出稿』量は、相当大きな比重を占める。

 彼らにとっては、インフレ、円安はまさに都合が良い。

 大マスコミといっても、大スポンサー(反日CM・犬の白戸家―ソフトバンク)の御意向には逆らえないので、マスコミはこぞって報道(プロパガンダ)しているので、庶民(95%)はそう思い込ま(洗脳)されているということであります。


  

 心の安心感:チャンネル桜・瓦版

2016-07-01 10:23:23 | 『真理』(世の仕組み・生きる知恵)
     <人生の真理(1)。「心の安心感。」>

 人は、誰でも手にしたいのが、「悔いのない人生。」です。

 「当たり前、思い通りにならない。」のが人生で、意図しないこと、「え~っ。 何なんだ…、私の人生は!?」ということが、起こったりします。

 つまり、いつ何があるか分からないのが、人生で、現実に、予想もしていないようなことが、起きています。

 それらに対して、「どこまで、備えておけるか?」といえば、いろいろなことを『学び』、『備品』を用意しておくくらいで、完璧には、出来ません。

 しかし、それを、はるかに超えたものが、共に生きる「安心感。」です。

 そして、安心感に包まれた人生を歩んだ結果、誰もが願う、悔いのない人生が手に入るのです。

 心の安心感に伴うものは、先ず、自分自身の心が変わり、安心し、安定することで、顔が「明るく。」なることです。

 目に輝きが、出てきます。

 そして、心の安定とともに、環境も変わってきます。

 自分の心が、安心、安定(調和する心)すると、不思議と災いさえもが、遠のいていくのです。



  日本の優位性(32)。「誠実な市場。」は、日本の強み:チャンネル桜・瓦版

2016-07-01 07:37:07 |   日本浮上・日本の優位性
    <日本の優位性(32)。「誠実な市場。」は、日本の強み>

 経済のグローバル化により、企業や資本が自由に国を選択し始めている。

 巨大多国籍企業だけの話ではない。

 中小企業の「アジア進出。」のように、様々な規模の企業が、生産や販売の拠点を、世界の地域から選ぶようになった。

 企業が国を『選ぶ』ようになると、各国は、企業や投資家を、いかに引き付けるかを考えざるを得なくなる。

 国家間の競争は、やがて、ショッピング・モール間の競争に近付いていくだろう。

 ショッピング・モールのような主体は、「プラットフォーム。」と呼ばれ、国家も多様な種類の経済主体を、いかに引き付けるかを考えるという意味では、大きなプラットフォームだ、といえる。

 そこにおいて、税制面、会社法の改正、規格や標準の問題があると思う。

 さらに、自国の優位性を、積極的に生かして、プラットフォームとしての『魅力』を「高めて。」いく戦略も必要である。

 たとえば、日本のメーカーや小売店が、洋服を取引する上で、便利で、安心な『環境』を提供しているという『魅力』を有しています。

 日本では、中国のように、偽物をつかまされる可能性はほとんどなく、契約上のトラブルも少ない。

 実は、わが国は、世界的に見ると、極めて「誠実な、市場経済。」を実現させている。

 「市場の質。」を高めていくことが、日本というプラットフォームを高める、『カギ』である。

 「誠実さや信頼性。」は、競争と矛盾するものではなく、むしろ「適切な。」競争を促進する。