みやま園

6年2組 みやま園です。

J54車検

2005年08月12日 | SJ30
ジープも車検を受けたのですがこっちはナカナカ大変だったのです。
いまどきこんな昭和54年式のディーゼル車を持ち込む人はいないようです。

書類作成を終えていつものようにユーザー車検向けの第1コースへと入ったのです。
灯火類の点検で親父が20数年前に取り付けたフォグがスモールと連動していないということでNG。確かに連動してないのはダメなのですが今までは点くかどうかのチェックだけでした。
次は排ガスの黒鉛濃度のチェックで、今までは目視点検だけだったのが排気管出口に測定器を取り付けて検査官が手でアクセルを全開にするもんですから当然NGです。
この辺の古い年式の車では濃度50%以下でなければならないのが70%以上のハイスコア。
検査官にどう対策すればよいか聞いてみたら、エアクリーナーの交換、燃料への添加剤の投入、それでもダメならポンプとノズルのOHしかない!検査前に排気管に付いたススを飛ばす為に空ぶかしも有効とのことでした。

次は光軸でも引っかかってしまって右がNG。今まで何年も一発でだいじだったのがどうしたものか?

というわけで再検です。
フォグは取り外してOK。黒鉛はとりあえずエアクリーナーを取り外して空ぶかしをしてみて60%まで下がったがNG、光軸は今度は左が光量不足でNG。

また再検。
黒鉛を測る際に検査官がバカ見たく全開にしやがるので、アクセルワイヤーをめいいっぱい遊ばせてそれでも55%!
光軸は軽くアクセルを踏んで光量はOKだが左の光軸がNG。

もう一度再検
頭にきたのでジープの中になぜか片方のみ転がっていた親父の靴下をアクセルペダルの下に突っ込んでこれでどうだ!と見事に40%で合格。
光軸は車を微妙に斜めに止めて合格!

これで無事に26回目?の車検も通ってあと一年間乗れるわけです。

これからは古いディーゼル車のユーザー車検は難しいですね。
家の80も無理かもしれない。古い日産や三菱なんかにはかなり厳しそうです。
ナンバーを切ってしまった中古新規はどうなるのだ?