分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

食品の糖質を知る

2016年05月31日 | 身体・健康

糖質制限の種類について以前書きましたが

わたしは特にどれにするか決めて始めたわけではなく、(笑)自己流でした

1回の食事で(自分の把握できる範囲で)糖質を20gを超えないように意識しました

例えば、買った食品なら裏に炭水化物の量が記載してあるので、その合計を20g以下に抑え、その他の調味料などの糖質や自分で調理する糖質の計算はしないというやり方でした

そうすれば、その他に副菜として食べるブロッコリーのサラダや海藻など、糖質が低めの食材を自分で作って1~2品加えても、せいぜいそれに糖質が10g程度加算される程度かなという、かなり大雑把なやり方(笑)

そうすれば1食の糖質は約30g前後の計算になるし、間食で食べるナッツやゆで卵の糖質を足しても1日の糖質の合計は120g程度に抑えられるはずです

(いや、きっと越えてる日もあっただろうな…)

自分が作った料理の糖質量はよく分からないので、基本的に食材そのままを食べるように気を付けました(市販ドレッシングなど、余計な味付けで糖質をむやみに増やさない)

気を付けないと、調味料や、野菜類の中には糖質を多く含むものがあります

糖質たっぷりなケチャップやソースはもちろん、ポン酢や白みそも注意

かぼちゃやイモ類はもちろん、人参やれんこん、根菜類は糖質高めです

基本的に今の野菜は色々と改良されていて、甘くて美味しいです

(昔の野菜は苦くてえぐみがあったりした分、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれていたとか現在の野菜は品種改良や土壌の影響からか、それらの栄養素が年々低くなってきているというデータがあるそうです)野菜を食べているからと言って、自分の身体にとって必要な栄養素が最低限でも摂れているとは限りません

野菜が甘くて美味しいということは糖度が高いということ

玉ねぎやトマトも、野菜だからといって食べすぎると、知らないうちに多くの糖質を摂取しているなんて事になってしまします

フルーツトマトって本当にあまくて美味しいですよね…

よく、ダイエットのために糖質制限を始めて、全然”痩せない”、逆に”太ってしまった”という声を聞きますが、自分では摂取していないつもりでも、意外と多くの糖質を摂ってしまっていることに原因があるのではないかと思います

この食品の糖質が高めなのか低めなのかを知っているのと”知らない”のとでは、食べる量に気を付けるという意味においてだいぶ変ってくるので、ある程度の知識をつけておいくのが良いと思います

糖質制限は、糖質以外のものであればお腹いっぱい食べてもよいと言われている分、"意外に糖質の多い食品"のことをよく知らないでいると、自分では食べているつもりはなくても糖質過多になりかねません


6月2日発売

江部先生の糖質量が分かるハンドブック本

食品別糖質量ハンドブック
江部 康二
洋泉社


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする