分子栄養学講師の気ままなブログ

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自閉症と便秘

2016年05月14日 | 身体・健康
発達障害の人は便秘が多いという研究結果が出ているようです

腸粘膜の働きが弱く、消化や排出を上手く行えないといった問題を抱える多くの発達障害者が便秘で悩むのは、当然のことかもしれません

先天的に消化能力が低いあげく、未消化のまま腸に送られた異物はガスを発生させ腸内にとどまり、その他の有害物質や老廃物も更に上手く排出されにくくなるという悪循環が起きます

悪玉菌優勢の腸内です

排出が出来ないのですから、有害化学物質に暴露させないことはもちろん、食品添加物なども人より控える工夫が必要です

発達障害の多くが、水銀などの化学物質を体内から排出する機能が極端に低く、その有害化学物質は脳にも悪影響を与えます

発達障害の人は、脳に必要な栄養素を補う工夫だけに限らずに、腸内環境を整えることもとても大切な事

腸は第二の脳とも呼ばれているくらいです

腸内環境を整えることは何も発達障害の人に限らずに全ての人にとって大切なことです

腸内環境を悪化させる原因の一つに炭水化物(糖質)があります

糖質はカンジタ菌のエサになります

砂糖などたっぷりとると、砂糖大好きカンジタ菌が、腸内で増殖し、腸粘膜が炎症を起こし、 本来は通過出来ない大きな分子までもが腸内から漏れ出し、血液中に流れ出てしまうのです(リーキーガット)

腸内の炎症は免疫機能の働きにも影響を与えます(喘息やアレルギー疾患、アトピーなどなど)

便秘が常習化すると、自分にとっては普通であっても、周りからしたら"異常"であることもあるのです

自分の腸内環境を整えるという事も意識すると良いかもしれません
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