あの日 あの店に入らなかったら、
オリーブ(女房殿)はその存在を知らずに済んだのに。
まだ世帯を持つ前、銀座の煉瓦亭へ洋食を食べに行ったら
定休日だったので斜向かいの今は無き「おでん専門店」の・・・・へ。
おいらが女将に適当に見繕ってとお願いした 1つにちくわぶが
それを口にした彼女の第一声が こんな美味しいモノ今迄食べた事無い
・・・・・・ おいらは耳を疑った
メリケン粉を捏ねただけで、味もそっけも無いコレが
あの日以来 おでんには コレが入るようになったのだ。
彼女曰く ちくわぶの入らない おでん なんて・・・・・・のようなものと
だから我が家のおでんは大半がコレ トホホっ